けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

雇用調整助成金 特例 内容一覧(11/13) 

12月1日追記 下記の特例は11月30日で終了し、12月1日以降は「経過措置期間」として別に規定されています。以下の記事の内容は11月13日のものであり、最新のものとは異なる可能性がありますので、ご注意下さい。

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面接対策 一言の発言で合否が分かれるわけがない。

久しぶりに面接対策について。
Twitterで、面接対策「最後に質問はと聞かれた時にこう言えば採用される」と紹介している方がいらっしゃいました。そのツイートに対して、現職採用と名乗る方が「最後のたった一言で採用の合否を決めてるという話は、採用担当者を冒涜している」と反論していたようですが、この反論に私も同感です。(まあ、腕を落とすとか言ってる採用もいるので、いないとはいえないけれども)
他の質疑すべてを押しのけて、たった一つの質問への回答で合格する、なんて幻想。
ただ、逆はあるかと思っています。
つまり、その一言で不採用になること。
これは、面接を受けた会社の職場、仕事、既存の労働者を軽んじたりするような、まさに大臣が罷免になるような失言をした場合などです。でもこれは何も面接にかぎったことではなく、言ってはいけないことがわからない人だからだと思いますよ。

結論
面接での合否は、一つの質問の回答ではなく、面接を通した全体での言動での判断になる、と思っています。回答内容はもちろん、表情や態度なども重要です。

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アンガーマネジメント。(自己流)

 

kesera22.hatenablog.com

 

前の記事で、舐められた場合や、自分の権利や財産を侵害する相手、不当な要求をする相手には怒るという記事を書きました。

ですが、上記以外のこと以外は基本的に怒らなくなってきました。特に、仕事に関しては。

言い換えれば、仕事場では「何で〇〇しないのか」とか「〇〇すべき」という理由で他人に怒らなくなりました。

怒る理由の自分の内面的な動機、つまり自分の道徳観とか義務感が影響すること、自分の思い通りにしようという魂胆があること、「自分がしたくないことを我慢しているのに、あいつはしないんだ」という理由で怒るのはやめよう、と思い至ったわけです。

また会社のためにとか、目標達成のためにとかの理由でも怒りません。それは、その役割の人がするものであって、今の自分にその役割はない。人事権もない。だから自分が怒る理由は何もない、というわけです。

前は、権限を持っていたので、会社をつぶしたくない、赤字にしたくない、事故を起こしたくない、要は自分の仕事をなくしたくない、という一心で怒りましたが、今は知りません。
結構、自分一人が怒ることでどうこうできることなど、たかが知れています。少なくとも会社や組織は、誰かを怒ったことで会社が良くなった、という単純なものではない。
人にけがをさせる事故をおこしそうなら、不正をしているのならば、怒るより別行動です。


勿論、腹も立ちます。声がでそうになります。黙ったり、どっか別の場所に行ったりしています。そして、約〇秒待ちます。昨日、テレビでスポーツの監督がポケットに手を入れるようにしている、のと同じです。今までやってきたことをやめるのは大変です。

ちなみにかかってきた電話の場合は、まだまだダメです。黙れないし、移動できないから。

今朝のニュースを見て

今朝のサンデーモーニングアメリカの中間選挙のニュースについて。

どうコメントするのは自由。
支持する政党をオープンにするのも自由。

だけれども、投票する議員を選ぶ基準は、妊娠中絶に関する考えだけではないと思う。

民主党に所属する議員に票が集まっていることで、アメリカ人は民主主義を大事にしていた、という意見はどうかと思う。それは共和党の議員に投票=民主主義の否定、目先のことしか見ていない人、という考えであって、自分(達)が支持する政党に投票しないのは、民主主義の否定だ、という考えでもある。

その意見のほうが、よっぽど選挙の否定、民主主義の否定だよ。

円高 (11/11 PM11:11)

 

kesera22.hatenablog.com

某大臣の発言と辞任のニュースばかりですが、今、急激に円高になっています。

さて、ここ最近、専門家や著名人達はなんといっていたでしょうか。今後さらに円安が進む、とドヤ顔で予想していましたね。1ドル=180円、いや200円になるとか言っていた人もいましたね。そして、やれ日本は貧しい国になった、国力が弱くなったと散々煽っていましたね。YouTubeで円安と検索してみたら、いっぱいでてきます。

そして今日、この記事を書いたのは11月11日夜です。1ドル=130円台と、急に円高になりました。勿論、また円安に戻るかもしれませんけれども、これを予想した人はどれくらいいたでしょうか。

アナリストは、アメリカの消費物価指数がどうたらこうたら解説しています。うん、数値発表後の分析はわかります。で、150円台以上になるとか、200円とかはどうなった?
円高円安、株価予測は、しょせんこんなもんです。これまでの流れから、誰でも予想できることしか言わないものです。
円安が急激に進み続ける、と発言していた人は、円安基調に戻らない場合は、おそらくダンマリです。そんなこと、いったっけ?という風になります。昨日までの言っていたことはなかったことになります。
そして、仮にまた円安傾向に戻ったら、自分が言った通りと言います。
某大臣は自分の発言の責任をとりましたが、彼らはなんの責任も持ちません。
言いっぱなしです。楽な商売ですねえ。
資産運用は自己責任で行いましょう。

小論文のコツ

親族の現役高校生が、小論文で苦労しているという話を聞きました。
そこで、アドバイスを求められたので答えたところです。

え、なんでこんなへたくそなブログの著者にアドバイスを求めるの?っとお思いですか。
私、今はこんな下手くそですが、高校生の頃は
大学入試用の共通テストで、小論文の全国模試で上位だったのですよ。
そして、大学入試の科目が小論文のところを受けて合格しているのですよ。

で、過去の記憶を穿り出して、どんなアドバイスをしたかというと…

・書くこと
・それを信頼できる教師等に読んでもらい、添削してもらうこと
・新聞を日頃から読むこと

以上。

…受けが悪かったので、具体的に以下のことが必要と言いました。

大学入試用の文章構成を理解すること。
いわゆる起承転結。SNSの書き方とは異なります。

自分の考えを表現するための前提となる知識を得ること。
私は、日本の論点とか読んでましたし、
新聞だと、天声人語のような各社の一面コラムとか、
社説、ひとつのテーマで異なる意見を掲載したものなど。
(ただし、自分が書く小論文は、両論併記してはいけない。)

決められた時間に決められた字数で書くことに慣れること。

つまり、インプットとアウトプット。

どうですかね?私の大学受験ははるか昔ですが、今でも通用すると思うんだけどな~。

不正を心配するなら、安易な儲け話に乗ってはダメ

助成金の不正の話で、思い出した昔話を一つ。

大分前の話ですが、正社員募集の求人をかけた時の話です。
そうしたら、一人の方から応募がありました。
採用の流れになったのですが、
その人がある話を持ってきました。
「自分を採用したら、助成金で儲けることができる」と。

助成金の名を聞くと「特定求職者雇用開発助成金」(※1)と言ってきました。
 
※1 HPで調べた名称。当時も同じ名称だったかは覚えていません。

就職困難者を雇用した時に、支給される助成金とのこと。
ということで調べてみたら、対象外になる要件にあたったので、
あなたを雇用しても助成金はもらえないよ、と伝えました。
その時、その人間は私に対してこう言いました。

「そんなのは噓をつけばいい。絶対にバレない。
貰えるものを申請しないなんて、真面目なんですねえ」と。

さて、どうでしょう?この人間の話に乗って申請しますか?
この人間のいうとおり、本当にバレないですか?

尚、私は申請しませんでしたし、会社も当然申請しませんでした。

不正を今心配される方は、
こういう誰かから持ち込まれた儲け話にのってしまって、
うそをついて申請したのかもしれないなあと思う今日この頃です。

おまけ
ちなみにその人は採用されましたが、
トラブルを度々起こした末に退職しました。
こういうことをいう人間はどれだけ実績があっても
採用してはいけないのです。

人物が特定されないようにぼやかしましたが、実話です。