けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

メンタル疾患 発症①

私がメンタル疾患を発症したのは、
「多くの重なる労働が健康に悪影響を及ぼすことを知らなかった」
「世の中の不条理に対して抵抗力が低かった」
「断った後に再度頼まれたときに断れなかった」
「現在の地位に執着した結果、我慢することを選択してしまった」
ためだと思っています。結果、その地位どころか多くのものを失ってしまいました。

正直、思い出したくない。思い出すだけで、体中が痺れてきます。ですが、今後、再発しないためには避けては通れない道。ただ、いきなりすべては負担が大きい。少しづつ思い出し、記録していきます。

2004年秋、前年に異動で他の部署(以下A部)に異動するも、その前の部署(以下B部)で緊急事態が発生、わずか数カ月でB部に呼び戻される形になったのです。籍はA部の部署のままで、B部の仕事のために、長期出張にでることになりました。しかし、緊急事態の内容は社内でも極秘案件、他の人にB部の仕事をしていることは厳禁で、A部の仕事は、直属の上司がすべて引き継ぐことになりました。
しかし、ここからが大変でした。B部での仕事である出張から帰ってくると、A部の仕事を上司は全くしておらず、全部私の机に置いたままだったのです。しかも期限切れです。社内、社外の人は私がB部の仕事をしているのをしらないので、私が怠慢で職務放棄をしていると思い、ひどいお叱りを受けました。そのため、途中でB部の仕事を中断、A部の仕事に遅れながらやっていました。A部の人からも失望を買いました。

当然、疲労困憊。そんな中、更なる追い打ちをかける出来事がおきます。

2005年4月、突然、人事の新人研修担当から、自分が4月10日に、自宅から遠く離れた合宿所で合宿中の新入社員に泊まり込みでレクチャーを行うよう告げられます。4月10日は、B部の仕事の締切日、そんな日に新入社員の相手をしている余裕はありません。なぜ、そんなことになっていたのか人事に確認したところ、なんと、この上司が人事から前もって話を受けていてOKを出していたのです。私は、人事にその仕事から降ろしてくれと頼みました。しかし、人事からは上司からOKをもらったことを拒否する私を叱責、しまいには業務命令であることを告げます。しかたがありません、なので4月10日の仕事は上司にお願いしました。すると、上司からの返事は「私はそんな仕事知らないし、できない。」との回答。どうしようもありません。そこで、他の同僚でできる人を探し、なんとか頼んで4月10日の研修に向かいました。
そして、11日に、急いで会社に帰ったところ、なんとその同僚が痛恨のミスを犯していたのです。しかし、それも当然、想定外のレアケースが発生していて普段仕事をしていない同僚では対処できないものだったのです。
どれぐらいのミスかというと、今騒がしているどこかの町の振込ぐらいのミスです。(実際振り込んだわけではなく、それぐらいのありえないミスということ)
私は、ミスを修正するため、経理部を訪れ、ミスを報告しました。
結果、私は思い出したくないほどのひどい仕置きをうけました。
(なんとかミスの対処を経理部がしてくれて事なきを得ました。)
その頃です。私の体に異変が起こったのは。酷い下痢、酷い頭痛、体中の震え。「なぜ俺がこの責任を負わされているんだ…。」しかし、その上司は、強いコネクションで入社しており、コネもない若造の自分では太刀打ちできない相手。どうしようもない。しかし、なんでこんな目に…。
なんとか、波をやり過ごした後です。なぜか私の両足のしびれが残ったのです。

続く