けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

怒りについて

先に、書籍「嫌われる勇気」について、記事を書きましたが、この中で記載のある「怒り」について、クローズアップ。

「怒り」はなにか目的があって、その目的を果たすために表面化させている、というような記載があります。本の中での質問役と同じように、人を馬鹿にするな、と思った印象があります。

しかし、今読むと印象が変わりました。

今の仕事では、仕事相手からの「怒り」を受けます。
そして、自分も、同僚、上司に対し「怒り」をぶつけています。
その時の「怒り」は、どちらも、罵声をあげることで、相手を屈服させるというか、こちらの意向に沿うように働きかける「意図」があるといわれれば、確かにそうです。

仕事相手は、こちらのミスを指摘し怒るのですが、結果として自分の要求を飲ます意図があると感じますし、相手方の上司や同僚の手前、自分の評価を下げないため、怒りをぶつけてみせているという意図も感じます。

自分は、同僚に対しては、自分が思う間違った行動をやめさせるため、
上司に対しては、責任、過剰な業務を押し付けるような行為をやめさせるため、
という「目的」のため、感情的に大きな声で反対してみせます。

たしかに、当てはまる箇所もあり、今は納得しています。

でも、失礼な態度をとる、間違った態度を取ることに対し「怒る」というケースもあるかと思います。
かちん、とくることもあると思います。そういう時をも、目的があって怒るというのならば、まだ腑に落ちていないのが正直なところです。

前にも書きましたが、読み込みが浅いところもあるので、今のところの感想です。