けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

雑感をいくつか

個人的な印象。

書籍で「メンタルを強くする」というようなタイトルの本を読むと、大抵は「メンタルを強くする」というより、「強くしよう」と意識しないよう勧められる。
タイトルとはちょっと違う話になる。
メンタル関連の本で、著者が作家や著名人が場合は、自分の経験に頼ることが多い。
結果的に、かなりの部分が、精神科や心理学の本と似通ることが多い。
たまに、自分の話したい話に代わって、タイトルとは関係なくなる本もある。

経験者が書いたメンタルの本は、自己の経験によるところも多いので主観的になる。
客観性、再現性に乏しいところもある。
ただし、苦しんでいる最中は、共感しやすい。

インターネットで、「メンタル疾患」の匿名掲示板にいると、治ったという報告がなく、なにか治らない病気のように見えるが、回復した人は、思い出したくないので、その掲示板に現れなくなるからだと思う。(実体験による)

「メンタル疾患」の酷い時に、同じ病気の人と交流した時、さらに落ち込む場合がある。
理由は、お互い治らない場合は、この病気は治らない病気なのかと、落ち込み、
相手だけ回復した場合は、自分だけなぜ治らないのかと落ち込む。
自分だけ回復した場合は、声がかけずらくなる。
揃って治ればいいが、回復するタイミングや落ち込むタイミングは揃わない。
結果、疎遠になりやすい。(実体験による)