けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

罪悪感

先週末の取引先等の会話で、
ふと自分の中でストンと気持ちの整理ができた気がするので、
メモ代わりといっては何ですが、記録に残します。

結局のところ、
自分は、他人に悪くいわれることに傷つき、
他人から悪口をいわれるのではないか、いわれているのではないか、と不安になり、
言動を躊躇していて、それらがストレスになっている。

仕事が予定通りに終わらないのが嫌なのも、
遅れると悪口をいわれるかもしれないから。

仕事で不安になるのも、
ミスをして悪口をいわれるかもしれないから。

指図に従うのも、
断るとそれで悪口をいわれるかもしれないから。

なんやかんやいっても、端的に換言すれば「他人に悪くいわれたくない」だけ。

(7/10 以下修正) 

まあ、なんでこのタイミングで思い立ったかというと
冒頭の取引先との電話での会話です。
相手が作成した書類に補正のお願いをしたところ、
「言っていることがわからない。書面で連絡す”べき”!」と言ってきたわけです。
今までだと、相手の言い分どおり、書面で通知すると回答し、非礼をお詫びしていました。
しかし、今回は、
「そもそもそちらが間違った書類を送ってきたのに、その言い方は失礼ではないか」と
言い返したのです。
そうすると、それほどストレスを感じなかった。

そこで、上記の感想を主言ったのです。
取引先に、上司に嫌われるからという意識と、
相手のいう「べき」に従わないと、という罪悪感、
それを取っ払ったら、それほどストレスを感じなかった。
裏を返せば、これまでこういう相手の主張に従っていたから、
反論して関係が悪化するのを避けていたから、ストレスを持っていたのだな、と。

 

ちなみに、相手方のいうとおり”電話”でなくて、
相手方の都合のつく”メール””書面”でよくね、と思った方がいらしゃると思う。
私もそう思う。
前職までだったら、メールで対応していました。
なので、そもそもこんなクレームは貰わなかった。

でも今会社は、メール書面通知を個人で送ることが禁止されているのですよ。
個人情報の漏洩防止のため。

情報漏洩はトップの進退がかかるほどの重要案件。
組織と部署によってはクレームの発生よりも、
防ぐべき事柄になってしまっているのです…。

でもだからといって、
私が謝罪すべき、我慢すべき事柄ではないな、と思っています。

ちなみに罪悪感については、
「我慢していきるほど人生は長くない」(鈴木裕介さん著)の中の
「罪悪感」に詳しい記述があります。これを思い出した次第です。