けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

なんで他人に嫌われたくないかというと

以前、結局「他人に悪く言われる」のを恐れていることがストレスの原因になっている、という記事を書きました。

そして、もう少し踏み込んで、なんで「他人に悪く言われること」を嫌がっているかというと、本能的に、悪く言われること自体嫌うものではありますが、もうひとつの考えとして、仕事の上では、他人に悪く言われると、自分の仕事を失うかもしれない、という恐怖が根底にあるということ。

でも、不思議な話です。もう辞めてやる、と言っているのは、仕事を失う不安からきているというは。自己防御なんでしょうね、相手からいわれるのではなく、自分からだ思いたい。要は、プライドが傷つく=他人から悪く言われる からなんでしょうね。

一度、クビになっているくせにまだそんなこと気にしているのかという感じですが。メンタル疾患も、もしかしたら、自分のプライドを守りつつ、退職するための側面もあるのかもしれません。離脱期間が長すぎるし、後にもずっと引きずるので、やはり変なプライドを守るために心身を壊していたらどうもこうもありません。

あと、仕事を失っても、生きていくことが可能であることも身をもって知りました。勿論、借金とかなかったりとか、身を寄せる家族がいたりとかの幸運もあるので、100%誰でもいつでも大丈夫とは言えませんが、少なくとも絶対ではない。確率はデータがないのでしらないけれども。

仕事を失うと生きていけないのではなくて、仕事を失うとプライドが傷つくといった方が正しいかもしれません。
結局は、プライドの問題。
プライドというのは、”失敗”を恐れているにすぎないかもしれません。失敗すれば、いい大学いい会社に入って、人から褒められ、その会社に定年までいて出世して退職金を沢山もらい余裕のある隠居生活、そして金をもって余裕のある家庭を築く、という人生の理想からはずれてしまう。そこに拘りすぎているのかもしれません。