けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

同じ内容の話でも、話す人によって印象は異なる。

YouTubeで、転職の面接の面接に関する動画を見ました。
全部は見たわけではありません、ふしぶしで納得しました。
見ている方も気分が良かったです。(以下Aさんとします)

さて、内容としては、ほぼ、前回記事にした某転職エージェント(以下Bとします)
とほぼ同じことをいっています。
しかし、Bの方の動画は、見ていて怒りがこみ上げてきました。

それはなぜか?以下まとめます。

1 Aはサラリーマン、Bは転職エージェ

どちらも知識と経験で話しますが、
Aは同じ立場で、Bは指導する立場で話してきます。
そもそも転職エージェントって指導者なん?

2 話す内容が同じでも、説明の仕方が違う。

例えば、転職理由で、前職の悪口をいうのはNG、というのは両名とも同意見。
しかし、
Aの場合は、愚痴を聞いても気分がよいものではないし、
前職もいいが、御社のほうが優れているからという風に、
過去のダメ出しをするより、将来の希望を強調するほうがよいと
と説明しています。
前向きですよね。

ところが、
Bの場合は、前職を選んだのは「自己責任」。
要するに、あなたの見る目が悪かったんでしょ、といってきます。
人のせいにするんじゃない、と説教気味に伝えてきます。
選んだ私が悪かったんです、
前の会社の改善を実行させることができなかった私が悪かったんです、
と、こちらの非をアピールする形です。
話すほうも聞くほうも暗い気持ちになるでしょう。
私が面接官なら、会社が自分のせいでどうにかなるというような
傲慢さを感じる自責は、他責より不快。

3 身なり

Aは、顔だししてません。
イラストを使って声と吹き出しを使用しますが、
声がききとりやすく、わかりやすさを主眼に置き、頭に入ってくるタイプです。

Bは顔出ししています。
キツイ目つき、髭面、ド派手なジャケットです。
威圧的な雰囲気で、お前の間違いを指導する、という対応です。

とまあ、同じ内容でも、説明の仕方、対応で、見る側も変わってくるわけです。

これ、転職活動に限らず、色々な仕事の場面に活かせると思いませんか?

修正を試みるときも、相手を乗せるタイプと、ダメ出しするタイプ。

ちなみに、Bのようなタイプに説教をされると、
気持ちがしゃんとするというか、記憶に残るから好きという人もいるでしょう。
どちらがいい、悪いと断言するつもりはありません。
(塾講師とかも、強面が受けるのは、同じ理由かな、と思います。)
どちらも成果を出している、やりてだと思いますし。

ただ、私は、Bのタイプは、1、2、3すべての要素で大嫌いです。