けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

助成金、補助金の流れは、不正調査へ。

IT導入補助金、ご存じでしょうか?
某動画サイトにて、おすすめの補助金として紹介されています。

平成の頃にもたしかこの補助金はあったと思うんです。そして、自社のIT化に活用しようと色々勉強した記憶があります。たしか、人気がある補助金らしく、自社の場合は期限とか要件とかの兼ね合いで断念した記憶があります。

次はこれについて、コメントしようかなと思ったのですが、IT導入補助金のホームページ、「悪質事業者にご注意下さい」が先頭に表示されていますね。
助成金補助金の不正指南役、悪質業者への対処、税金、公的保険の不正受給の摘発に行政が本腰を入れ始めた、そんな流れを感じます。ブログのネタのために、迂闊に踏み込まないほうがよさそうです。

そういえば、このブログ、雇用調整助成金のことをよく記事にしていますが、「不正受給」については、記事にしていません。なぜなら、罪になるかどうか”予想”することなんてありえないし、不正受給許すまじ、しか感想がないし。

あと、雇用調整助成金の記事のアクセスが多いので、雇用調整助成金で検索すると、今は、不正受給をどうやって調べているのか、とか、どうやって見つけてくるのか情報が表示されるようですが、それ「警察はどうやって犯人を見つけているのか、どうやったら犯罪が警察にばれないか」と同じ質問をしているのではないかと思うんですよね。要するに、警察がそんなことを教えるわけがないので、いくらインターネットが発達してもわからないと思う。
あと、不正とは何か、と検索で出てくるのだけれども、思うに、不正とは、文字通り正しくないことをした、ということだと思いますよ。
本当に存在する事業所が、本当に存在する労働者に、本当に休業をした日に、本当に締結した休業協定書どおりの休業手当を、本当に対象の労働者に支払って、本当の書類を添付して、本当のことを申請書に記入して、あとは、5年間保存しておけば、そんなに心配しなくてもいいのではないですかね。
推測ですけれども、この助成金に限らず、税務署(国税)、年金事務所、労基署、補助金の管轄機関、許認可の監督官庁などの行政機関の監査が、コロナの影響で約3年滞っているのではないかと思います。なので、不正をしているかどうかに関わらず、助成金に限らず、現地調査(監査)でこれからたくさんの行政機関が事務所を訪ねてくることは想定しておいた方がいいのかと思っています。

11/29 インターネットの検索結果を参考に不正について記入しました。