けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

助成金について自分で調べている理由

今年になって助成金について書いていない…。まあ、本題ではないし。
一応、私がこのブログに書いている理由は、主に社内で説明できるようまとめたものをブログに書いたのがはじまりではありますが、そもそもなぜ自分で調べているか、という理由について今回は記事にします。
答えはシンプルです。
助成金に限らず、公的機関の回答者は後になって答えが変わる場合があるから。

なぜ答えが変わるか?理由はそれぞれでしょうが、法的な解釈が人によって変わるからともいえるし(答えは一つ、とコナン君のように言えるのなら裁判はおこらないし、税務当局との見解の相違も発生しない)、人事異動したタイミングで新人さんが答えているケースがあるかもしれないし、期間限定の専門知識がない委託先が答えている場合もあるかもしれません。

以下、自分の実体験です。(一部ぼやかし)
過去、補助金等の申請の際にこのやり方でよいか聞きながら申請したところ、自分たちが思っていたよりもかなり多い金額が振り込まれました。担当の方に間違っていないか問い合わせたところ「その金額で間違いない。いらないのなら、ケチつけるなら全額返せ」といわて、謝罪したことがあるんです。そしてその1年後、担当者が変わり、その変わった担当者が電話をかけてきました。「金額が過剰に振り込まれた。すぐに一括返却するように。相殺は認めない」といってきたんです。それはとてもじゃないが認められない。上司は当然公的機関にどういうことや!といいにいきました。1年前怒られたので、記録も残していましたしね。そうしたところ、別の方がでてきて「今回は特例で相殺するし分割返済もOKとします。」と回答がありました。
で、しばらくして分割返還の書類が届きました。そうしたらびっくりですよ。どどんと「〇〇命令書」。はい、自分たちの非は棚に置いて、私共の会社の問題により過剰に公金を受け取ったため返還するよう命令されました。なんやそれ?
で、また、確認したところその後どうなったと思います?「新しい担当者に変わりましたので…」だってさ。(担当者、その部署の席に座ってるの見えてますけど…。)

助成金もね。特定されかねない実体験なのでやめますけど、別の助成金で過去色々ありましてね…。
というわけで、電話や窓口でのやりとりはそのまま信じておりません。自分で事前にきちんと勉強しております。というわけで、雇用調整助成金も支給要領とかHP掲載された資料は一応全部読んでいるわけです。それをまとめた文章をブログに書いている次第でございます。

尚、当然ですが公的機関には信頼できる人はたくさんいらっしゃいます。助けていただいた場合もございます。しかし、回答者(公務員かどうかも不明)”全員”は信用していません。そしてこちらから回答者を指名できません。これが自分で調べる答えです。