けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

漫画版「魔女の旅々」5巻を読んで

昨日漫画版「魔女の旅々」5巻を読んだんです。そうすると、巻末に「2024年冬頃、最終巻6巻発売予定。」の文字が…。大好きな漫画だったのに残念。発売時期もかなり先だし残念。

この漫画は、アニメを見てから知りました。アニメ版もよかったです。ストーリーや世界観も好きですし、映像もきれいだし、主題歌もいいし、主役も脇役も話も魅力的でした。2期やらないかな…

それからこの漫画版に入りました。アニメでは放送されていないエピソードがありますし。

私の好きなセリフがあります。小説でもアニメでも同様のセリフがありますが、今回は漫画版から抜粋します。(ネタバレしないように、前後のことを書かなくてもわかるように少し変えてます)

漫画版「魔女の旅々」1巻より
あなたの問題点…貴方は自分をよく知っている。自分がどう見られているかを知っている。だから多少の理不尽には耐えてしまうのです。そして理不尽に理由をつけては「仕方がない」と我慢する癖がありますね?我慢強いことは決して悪いことではありません。でも我慢ばかりしていては駄目ですよ。気に食わないことがあれば戦えるようになりなさい。嫌なものは嫌だと言えるように、本当の気持ちを隠して心が壊れてしまわないように。自分自身を守れるようになりなさい。

そして、このセリフからあの魅力的なヒロインが生まれた。感慨深いですねえ。この作品のヒロインとストーリーはいうなれば「朝ドラ」や「水戸黄門」とは対極的な位置にいると思うんですよ。他人の問題にお節介で自分から首を突っ込まない(巻き込まれはしますが)。自分1人ではどうしようもならないものがある、解決しない問題はある、そういう問題は解決しなくともそのまま立ち去る…。正義の味方でもなく、いい子ちゃんでもなく、絶対的な存在でもなく、刑事でもない、ただの旅人。でも魅力的なヒロインとお話です。

…漫画やアニメ小説の作品の感想を書くのって難しいですね…。ネタバレしないように説明するのは本当に難しい。修正したり、またチャレンジしてみます。

話は変わりますが、もうひとつ漫画のお話。
ベルセルク」も久しぶりに読んだので、そこから好きなセリフ。
「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねえのさ。辿り着いた先 そこにあるのは やっぱり戦場だけさ」
この漫画の「蝕」のエピソードを見たのが今から20年前の学生の頃。「蝕」はダークすぎて、バットエンドすぎて衝撃を受けました。それにしても、この漫画の最終回がイメージできないなあ…。