けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

先人が既に発表した話を、さも自分が見つけたかのように諭すショート動画

YouTubeのショート動画をみていると、たまに芸能人や著名人が、または〇〇のプロと名乗る人が格言のような話をしているものに出くわす。何をしている人、何を成し遂げた人、何の専門家なのかは知らないが、テレビには出てる人か、インターネットの世界で有名なひとか、どこかの自称ビジネスの成功者。

話す内容自体に異論はない。ただ、その話の内容は、あなたが作った話、あなたが初めて見つけたことではないよね?

先人が、過去の偉人が既に発言している、本で書いてあることをさも自分がつくったかのように話す。その指針は、その考え方は、既に誰かが見つけていること。それを指針に生きるということを否定する気はない。別に名言、格言は著作物でもないだろうから、わざわざ引用する、という必要はない。

ただ、自分が初めて見つけたかのように、指導者、先駆者のように話すのはいかがなものなか。それを見て、「〇〇さん、流石です!」というコメントをしてありがたがるのもいかがなものか。

最近、ついに十年前のマンガのキャラクターのセリフで、誰かを諭すショート動画を見た。もはや人ですらない、キャラクターのセリフを生身の人間が発言している。晒して笑う悪趣味な投稿だと思ったが、どうやら違うらしく、その発言を聞いて「目から鱗がとれた」とコメントされている。はあ…。

うんうん、〇〇〇〇〇くん、そのマンガの内容を覚えてたんだね、偉いね~。と突っ込むところだろう?

そんなテレビ、インターネットの世界で優秀枠の人の話をそのまま鵜呑みにするから、SNSの投資詐欺が流行るんだろうなあ、と思った今日この頃。

本を読んで何になる?という話を聞くが、少なくともこのような胡散臭い人の話を見抜けるという意味で価値はあるなあと思える今日この頃。