マイクロソフトのインタネットブラウザを開くと、MSNニュースというのが表示される。
ニュースらしいが、その記事の中には、ただのX（旧Twitter）の切り抜きをまとめただけの記事もある。
その切り抜きがどこのニュースなのか？と激しくツッコミたい。しかも、えてしてその切り抜き記事は、インフルエンサー（一般人と何が違うのか）、自称実業家、自称文化人、自称クリエイター、自称専門家、芸能人の他人を攻撃した発言、陰謀論、極論、独自健康論、”逆張り”発言などである。
なんの役にも立たない話、だけではない。面白い話でもない。国を担う政治家の発言でもない。知名度があるが専門外のことに対するただの私見、しかも不快極まりない発言とそれに対しての賛否の意見を文章にしただけである。Xで読むのと何が違うのかわからない、ただ不快なだけの、どこがニュースなのか意味不明な発言の切り取りである。
この人たちのなかの主要な人のX自体は、ブロックまたはミュート済。よってXで見ることはない。またXでどのように呟こうが、原則表現の自由がある。一般人や匿名だとっ誹謗中傷に当たるであろう投稿を含めて、それをニュースとして取り扱う。
だが、X自体でブロックしても、MSNなどのポータルサイトの入り口で提供されたら、ブロックしようがない。
最近話題になっているSNSの誹謗中傷であるが、この人たちの発言を記事にしているポータルサイトもSNSと同じく誹謗中傷をしているのと同じ行為である。いやむしろ、会話の一部だけ切り抜いて、汚い言葉で攻撃的で差別的な発言をピックアップして商売として拡散している以上、いいねを押している一般人より、かなり悪質である。犯罪行為に加担しているといっても過言ではなかろう。
これを、MSNニュースや、Yahoo!ニュースで取り上げるのだから、SNSの誹謗中傷対策というより、このサイトをまず取り締まるべきでは？と私は思う。SNS自体はブロックできるのだから。MSNニュースなんて、インターネットブラウザBingのスタート画面に表示される仕様（ニュースすべてを消すことは可能）。終わっているので、基本Microsoft edgeは使わずに、Floorpを使うようになった理由である。
さて、過去の記事で、Yahoo!ニュースは消すことができる拡張機能があることは記事にした。今回は、MSNニュースである。これについてはどう消そうかと調べてみたところ、MSNは発信元をブロックできるらしい。
そこで確認してみると気づいた。このXの投稿の切り抜き記事の発信元は、ほとんどスポーツ新聞関連であると。（念のため補足しておくが、すべてのスポーツ新聞が該当するわけではない。）
スポーツ自体は知りたいのだから全部ブロックするのは…と一瞬思ったが、すべてのスポーツ新聞経由でなくてもスポーツの記事は見ることは可能。それに、そんな切り抜き記事を挙げている発信元の出す情報が欲しいか？と言われると、そんな悪質なことをする発信元はスポーツの情報も悪意ある記事をあげる可能性もある。つまり情報源として信用するに値しないから、その発信元の情報は不要。
ということで、Xでの不快な発言、くだらない私見の切り抜きをした記事を見つけたら、その発信元はニュース自体見る価値なしとして、逐次その”発信元”事態をブロックすることにした。
そう思うと、Yahoo!ニュースもその発信元の名前で見えないようにすればいいことに気づいた。これまでは、ホリ〇モン、GAC〇T、汚い言葉遣いのユーチューバー等はブロックしていたが、このような発信元は、過激な発言をすれば誰だかわからない自称芸能人、ユーチューバーでももはや誰でもいいらしい。
その結果、情報がすっきりした。当然不快な記事も散見されるが、あくまで記事の作成者の私見であったり、取材に基づいたものであったりするのが増えた。それに自分が好むものばかりではニュースとしては意味がなくなる。
というわけでSNSやテレビでの発言の切り抜き記事などはニュースとして不要、という人は、その発信元からブロックすることを私はお勧めする。
一応フォローしておくと、著名人は攻撃的な発言をSNSでは”あえて”する場合もあるらしい。その理由は悪意のある人間に絡まれたときの対策として。その発言だけを切り取られて誹謗中傷で訴えられても、話の経緯からみて誹謗中傷に当たらないと判断しているか、裁判になっても彼らにとっては微々たる賠償金で事業に支障をきたすこともない立場だから、という話を聞いた。だが、赤の他人の私がそんな事情は知ったことではない。その不快な発言をみて、不快になる理由にはならない。
X上での彼らの発言を知りたい人はX上で見ればいい話。
X上の発言の切り抜きは情報でもない不要なもの。ポータルサイトが消さない以上は、見えなくするのが一番である。
以下、過去記事。読まなきゃいいのに、というツッコミがありそうだ。普段は読まない。休日や夜にネットを開いて最初にでてきて、タイトルにつられて見てしまうのもよくないのだろう。
