巧遅は拙速に如かず

仕事、自己啓発、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

それぞれの退職理由

仕事で知り合った人達と転職について話す機会があり、その際に前職を退職した理由を機会があった。

それぞれの退職理由は以下のとおり

Aさん「果たして定年までこの会社に居続けた時、定年になった自分はその会社員人生に満足するだろうか?と自問した結果、この会社で会社員人生を終わらせたくないという結論に至り退職した。」

Bさん「健康あっての仕事。今は軽傷でもこのままいけば重症化する可能性が高い。例え無職になろうとも、周りに迷惑だと罵られようとも、今は健康の回復を最優先し、その後再チャレンジすることを選び退職した。」

Cさん「オーナ経営者のナンバー2にまで上り詰めたが、その時オーナーは極度の政治・行政不信に陥っていた。法律を守れば、政治・行政に従っていたら、経営はなりたたないというのがそのオーナーの持論となってしまった。その結果、労働基準法を守っていたら仕事が回らないといい、税金の取りすぎであり、今の税金制度はおかしいといって脱税行為をすすめようとした。この会社にこのままいては社長と一緒に捕まってしまう」

参考になったため、ここに記録しておく。

問題は上記の退職理由を転職先でそのままいえば、Aさんは定着するかどうか、Bさんは健康問題をかかえている、Cさんは他責思考、という理由で落とされることである。