中途採用に関する転職面接や書類選考に関する疑問点を整理してみた。
尚、当然のことであるが、以下の答えはすべての会社に当てはまらない。業種、職種、地域性によってケースバイケースである。
すべての答えは、ぶっちゃけ会社による、または、求人の職種による。そして採用されるかどうかは同時に応募した求職者と比較評価。ご縁がある時はあるし、ない時はない。
と正論だけいっても話にならない。そして、絶対はないが、うかる確率の上下や、傾向というのはある。そういう確率と傾向のお話。
後、思いついたら加筆、修正する。
- 年齢が上がると採用率が下がるか
- 前職で得たスキルより、前職の会社の認知度の方が重要
- 顔採用があるか
- 太っていると損か
- 明るい性格の方がいいか
- 独身は厳しいか
- 病気だと厳しいか
- 上記までの年齢、性格、見た目についての総論
- 土日祝日は休みたい人は
- 事務職で男は採用されないか
- 中高年の男は中途採用は厳しいか
- 中高年になったら独立開業した方がいいか
年齢が上がると採用率が下がるか
ぶっちゃけ、男性と女性によって答えが変わる。正社員か非正規雇用かでも変わる。
非正規について。年齢は正直あまり関係ない。定年がない場合もあり、非正規雇用の仕事柄、体力のほうが年齢よりも重要。
正社員について。
当たり前だが、年齢があがるほど、定年までの残り勤続年数は減っていくからどんどん採用率はさがる。
まず男性。
世間一般的にいえば40歳以上から一気に下がる。理由は40歳以上から管理職になる会社が多いから。自分が管理職の立場になって考えてみるとわかる。つまり、自分より年上の部下は使いにくい、頼みにくい。よって、積極的に雇おうとは思わない。
さらに付け加えると、大企業、有名企業で応募者が多数いる会社あの場合はさらに合格率が下がる。自社が今持っていない最近始めた、またはこれから始めようとする、または行き詰っている事業に関するノウハウを持っている人以外はご縁はほとんどないだろう。40歳以上は採用することはない、採用されたら幸運だと思った方が精神的に楽。
一方、中途採用が多い会社、人手不足の業種、人の入れ替わりの多い会社では、”欲しい能力”を持っていれば案外年齢を気にしない場合も多い。
大手思考、社会的地位と知名度のある企業、ホワイト企業、現在より高い給料、良い福利厚生という本人の能力や経験を無視したハードルを下げれば、採用率は反比例のようにあがる。
年齢が高い人はプライドが高い、ように見えるから使いにくい。ただし、偉そうな態度をとる人間は取らない、というわけではない。偉そう=仕事ができる、若手に指導できる、管理能力がある、というイメージを持っている社長とかはいまだにいる。年齢によって態度を変えない、過去の経歴による自信を持ったうえでの礼儀をもっていれば、評価される場合もある。
逆に変にへりくだった態度をとるほうが採用されにくい。頼りない高齢者は、仕事ができないイメージがある。あえて採用する理由がない。
尚、何歳までが若手かどうかの基準は会社によって異なる。例えば平均年齢が50代のところだと、40代は若手になる。そういう会社の場合は40代、50代が転職してきても違和感は少ない。世の中には、60代が一番多い会社だってある。
女性の場合。
30台前後の”出産”による休業と、幼児期の”育児”による急な休みと欠勤早退があるので、会社の人員構成や職種によっては、子どもが大きくなった女性、つまり40歳以上の人を希望する求人もある。
とはいっても正社員となると、女性でも男性ほどではないが難しいのは確かである。一旦、退職したり、非正規になると正社員に戻りにくいのは男性も女性も同じである。
前職で得たスキルより、前職の会社の認知度の方が重要
過去に知名度のある会社に在籍した経歴のほうが、知名度のない会社で成果を上げるよりも評価が高い。具体的にいえば役立たずでリストラされた銀行員のほうが、無名の会社の実力者よりも評価される。転職エージェントだと、リクルート出身のほうが評価されやすい。これは前職という信用度が違うから。他社での成果の客観的な証拠がないから。
親がいう「一流企業に入ったほうがいい」という考えは、なにも”安定”だけが理由ではない。それはなぜか?
一流企業にいることは、いたことは、他人からの信用力が手に入るからである。
その人物が信用できるかどうかはかなり重要である。お客の立場になって考えてみたらいい。同じ営業職でも、知名度抜群の一流企業の人と、名前も知らない会社の営業職、第一印象でどちらを”信用”するか?
”信用”はイケメンまたは美女だから手に入るわけではない。
顔採用があるか
顔採用はある。顔がいい方が、お客への受けもいいから。顔の良さもひとつの才能だと思えばよい。勿論、女性で顔やスタイルが良ければ採用される会社は、お人形、または社長の愛人を求めているだけだと思われているので、それでもいい人以外は辞めたほうがいい。
大抵の会社は、顔だけスタイルだけが良い人より、清潔感のある人、愛嬌のある人、話しかけやすい人、人当たりの良い人のほうが、採用されやすい。
コミュニケーション能力と言う言葉がよく使われるが、お笑い芸人を目指す場合は兎も角、話が面白いよりも、話しやすい人、会話が弾む人の方が有利。
おまけ:”チー牛”の顔だと採用されにくいか
ネットスラングの”チー牛”顔の場合、中途採用に不利になるか?
モデルになるわけでもあるまいし、異性にモテるかどうかは兎も角、そんなわけがない。むしろ、真面目そうな感じで受けが良い業種もある。
勿論、体育会系でイケイケの会社だと採用されない可能性もあるが、間違って入社しても性格が合わずに辛いだろうから、面接の段階で落ちたほうがいい。
尚、女性の場合、職種、つまりネットで顔を晒す採用とか広報とかアナウンサーとかだと顔を重視される可能性もある。
太っていると損か
太りすぎな人は、自己管理能力が低いとみなされると思った方がよい。太っている人、というより、太っていて、かつ、身だしなみでだらしない印象を与える人がよくない。就職用のスーツは、太りすぎだと大抵似合わなくなるので、見栄えが悪くなる。
だからと言って痩せすぎだと、今後は、病気ではないか=休まずに働けるか?と疑われる。
明るい性格の方がいいか
明るい性格の方が好かれやすいのは確かだが、中途採用で明るい性格が最優先なところはそうそうない。とにかくイケイケの会社や社長がいる場合は除く。
とはいっても、卑屈な態度や、「世の中を恨んでます」という風な人は避けられる。
明るければ良いというわけではない。ノリでやられては困る仕事もたくさんある。世の中、お客相手意外には仕事中話をほとんどしない仕事も意外と多い。
尚、世にいう「コミュ力」つまり「コミュニケーション能力」というのは「言葉のキャッチボールができるかどうか」を指す。自分のことばかり話していて、人の話を聞かない人間は、コミュ力があるとは言えない。寡黙でも、1を聞いて10を知るような理解力があるほうがよっぽど価値がある。
コミュ力を試すために、街角でナンパをして来い、という会社があるという。当然業種職種にもよるが、大抵の会社は、街角でナンパできなくても仕事はできる。逆にナンパする=知らない人に話しかける能力と、短時間で惹きつけられる能力があることは優れた能力であるが、いざ仕事をする場において、自分の主張だけ一方的に話して、相手の主張も聞かない人は…正直、チームプレイでは不要である。
勿論、自分から人に話しかけられない人間ができる仕事はかなり限られる。
独身は厳しいか
年相応で結婚したことがない場合は厳しい。結婚していることは、責任感があるという社会的地位を確立するために今でも必要。後、性格とか何か問題があると思われる。
同じ能力で独身と既婚者どちらが有利かと言えば、ほとんどの会社で既婚者。関係ない会社も勿論あるが、30歳を超えて、独身が有利と言う会社はまずない。
今時、表立っていわないためわかりづらいが、結婚していると信用度があがる。
独身は既婚者に比べて信用力が低い。
病気だと厳しいか
かなり厳しい。仕事は休まずに業務をこなすことが大前提。病気を治してから出直した方がいい。
私のように、メンタル疾患になっても辞めずに大事になって退職して長期休養を余儀なくされるのが、顔の悪さよりも、太りすぎよりも、一番ダメ。メンタル疾患になりそうな場合逃げたほうがいいのは、その時に病気を悪化させないという理由もあるが、重症化したら、そのあと復帰しても空白期間や再発率を加味して社会復帰のハードルがあがるからである。
障害のあるかた。障害は主に身体、知的、精神の3種類に分かれるが、身体障碍者の方が一番就職の可能性が高い。なぜなら、何が仕事に障害があるかわかりやすいので、会社が対応しやすいから。一番厳しいのは精神障害。第三者から見て、何をどう配慮してどういう仕事がいいのかとかわかりにくい。発達障害は就職できてもその後苦労しやすい。
ただ誰だって病気にはなりたくてなったわけではない。それに誰だって病気になる可能性はある。すでにいる正社員でも高齢者は病気もちも結構いる。病気に限らず卑屈になっているのが一番良くない。
上記までの年齢、性格、見た目についての総論
上記を読んで気付いた方もいるだろうが、要するにマイナスを避けていくと”普通”の人が一番受かる、という風になる。学生がリクルートスーツを着て、金太郎飴のように皆同じに見えるのは、こうやって、マイナス評価を避けて行った結果が、区別がつかない見た目になる、ということである。
だが、皆同じに見えた時に、一人だけ違うとマイナスになるだろうか?勿論マイナスになる場合もあるが、逆を言えば面接をした後に記憶に残る。そこで、成果を期待できそうな経歴とスキルを持っていれば、有利になる。
要するに、見た目だけではダメだし、皆と同じでもまたダメということ。だらしない、姿勢が悪い、など自分の努力でなんとでもなるところだけ直せばなんとかなる。
土日祝日は休みたい人は
土日祝勤務の業種は、土日祝に働けることが採用で一番重要視されるところ。土日祝は休む、という人はほぼ受からない。土日祝に絶対休みたいのならば、応募する業種と職種は選定しないとダメ。
祝日休みの会社の場合、土曜日に出勤するところも多い。土日祝日は絶対休みが欲しい、は給料が安いとか、時間外労働をその分するとか、他のところでマイナス材料がある。
事務職で男は採用されないか
一般事務、総務専任の場合は、男はまず通常ルートで中途採用されない。兼業ならありうる。周りの会社で男が最初に電話にでる会社、来客対応する会社がどれだけいるか考えてみればわかる。男が出る場合は、その時管理職しかいないか、事務職兼務である。
経理の場合など専門職の場合は実務経験があれば採用される可能性があるが、大手はかなりのスキルをもっていないと厳しい。中小企業の場合は、難しい業務は税理士に任せているので、ほぼ採用されない。
管理職狙いでも、事務職で部長クラスを応募する会社は、長続きしない厳しい仕事が待っていると考えたほうがいい。労務問題を抱えているか、社長が変わり者で長続きしなくて人が辞めて行っている可能性が高い。
事務職は、土日休みが期待できる、世間の受けがよいから人気が高く、求人倍率も低く、この人手不足の今でも事務職は人員過剰。しかもAIの発達で単純作業は減っていくので、さらに人手はいらなくなる。
恐らく、最低賃金に近い一番賃金の安い職種になる可能性が高いのが事務職専従。事務職しか経験したことがない人以外はあまりお勧めしない。
中高年の男は中途採用は厳しいか
事務職に限らずどんな職種でも中途採用は厳しい。基本的にプロパーでも人が余る年齢層。組織はピラミッド型。つまりは管理職はそんなには人はいらない。働かないおじさんがメンツを捨てでも会社に居座る理由を考えてみればわかる。
ただし日本の場合、年金生活以外の中高年の男でもほとんどの人は仕事をしている。つまり、どこかに仕事はあるということ。
中高年になったら独立開業した方がいいか
転職できないからといって、独立開業するなんてナンセンスもいいところ。儲かるならば、誰だって独立開業している。何故、優秀な人でも労働者でいようとするか考えればわかる。独立開業するつもりの人に有料で指導したい人のカモにならないように。
尚、持っている資質、性格、スキルによっては独立開業した方がいい人もいる。転職先がないから独立開業しようという人には辞めておけと思うが、もともと独立開業しようと思っている人、独立開業が前提のような専門職は話は別である。