けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

仕事論

非正規労働者の現状と将来展望

今の私は”非正規労働者”だ。給料は専門職としてそれなりに貰っているが昇進はないし、管理職になることもない。一方、自分より年下の人間が”正社員”というだけで上司、管理職になる。年下だが上司になるので敬語で話すことになる。 今の会社は前職を退職し、…

よく働く人は、思い入れが強くなり、対立しがちである。

複数の会社で複数の数十人の従業員がいる部署にいて実感したことだが、組織というのは「よく働く人」「普通の人」「あまり働きがよくない人」の3パターンに分かれるなあ、と改めて思っている。 「働きアリの法則」というのだったと思う。働く人2割、普通の…

評価と満足:仕事分担の変化

今までの記事で何度も書いたことがあるのだが、私は仕事において担当を複数兼務することが常であった。いわゆるマルチタスク。複数のことを同時進行させると脳が疲労する。疲労を溜めないためにはシングルタスクの方がいいし、集中して業務を行えるので効率…

人事異動の噂話は話半分 1年ぶりのお話

去年の4月16日に作成した記事を、別の記事の修正途中に見つけました。私は去年の4月1日付けで異動したのですが、異動先は人間関係が酷く、他の人は異動の打診があっても断っていたようだ、というお話を書いていますが、実際異動してみたところ噂ほどでもなか…

他者との比較。なぜ自分”だけ”が報われないのか。

たまたま大学生の同級生のSNSを見て知ってしまった。同級生がテレビに大企業を代表して出演していると。同級生が家族と一緒に、テレビで自宅紹介をしていると。これと比較してなんと自分は情けないのか、と落ち込んでしまった。 しばらくして思う。これが「…

転機 - 令和6年の面接と落選から見えてくること

過去の記事を見れば推測できるかもしれないが、令和6年2月に正社員の面接を受けた。色々な占いをたまたま見たところ、私は令和6年2月にはここ数年で最高の運勢の月というのをたくさん見た。曰く人生の転機が起きる、と。 そんな時、かなり競争率の高さそうな…

怒りのコントロール:感情を抑える方法

前回、仕事中いかにして無駄な感情の動きを抑えるかについて書いた。今回はこのブログで何度も書いているが、”怒り”についてピックアップする。 ”怒り”。私はたまにカーとなって怒りたくなる衝動に駆られてしまう。これが結構多く、前職では退職する前の半年…

仕事の負担を減らすために ①無駄に感情を動かさない

仕事の疲労を減らす、厳密にいうと労働時間の割に疲労がたまらないようにするための話。 まず1つ目は、仕事中に「無駄に感情を動かさないこと」 やる気がおきないと仕事が捗らないので「感情を全く動かすな」という話ではなく、”無駄な”感情を動かさない、と…

就職希望先の基準:他人に自慢できる会社になっていないか

私が入社を希望する会社は、自尊心を満たす、他人に一目置かれることに重きをおきすぎではないか。 とある会社の面接を受けた後に気づいたことである。 前の記事にも書いたことだが、今更、自分がその応募先企業内で働く「イメージ」をもっていなかったこと…

今読んでいる本のメモ

今読んでいる本でメモしたところを保存(複数の本より。タイトルは伏せる) 確実なものを求め、すべてをはっきりさせようとするのをやめれば、ストレスの大半は消えてなくなる。 あなたが痛切に追い求めている「ドラック」の名前を「予測」という。なぜ「予…

チームプレイで直接本人悪口を言うのは間違い。

「他人の悪口は、その人に直接言えるときだけしか言わない。その人に聞こえない陰口はしない。」 上記は先の記事であげた投稿者がショート動画で掲載している発言である。これについての反論記事である。 まず悪口の定義を確認。 悪口自体をいわないのは良い…

文章の「て・に・を・は」を軽視してはダメ

文章の「て・に・を・は」を逐次修正してくる人がウザいというコメントをXで見た。 確かにウザい。 私も若い頃上司に散々に直された。対外的な発表の資料ならわかるが社内用の決裁文章の「てにをは」などそこまで気にしなくてよいだろうに、と思っていた。 …

メンタル疾患予防に人間関係を断つことが良いことなのか

メンタル疾患は「人間関係」が原因、といわれている。(長時間労働による休息や睡眠の減少、長期間続くか過度のストレスも原因といわれているが、原因に関する複数の意見は話が横にそれるので省略する)。私はメンタル疾患から快復した2014年以降の約10年間…

地元で1,2を争う規模の本屋に行った時の話。

昨日は久しぶりにうちの地元で1,2を争う規模の大きい書店に出向いた。ここには専門書が多いので専門書を探しに行ったのだ。 結論から言って専門書の数がかなり減っていた。初心者用の本ばかりになっていた。専門書は高いし、分厚いし、あまり売れないから…

年が明ける前に1、2年前の怒りの出来事を吐き出す

怒りの記事を昨日書いていたら、やはり2年前の出来事を一度吐き出したい欲求にかられた。いい訳だが一度吐き出すと精神的にいいらしい。これを吐き出さないとなぜ自分が今の仕事で怒るのか、自分でもよくわからなくなるからだ。 今回は全く持って自分本位の…

今年の振り返り③ 怒りのコントロールについて

今日は今年の仕事納めであった。ということで仕事の振り返り。 私はここ数年、仕事中の怒りについてあれこれ考えてきた。「怒らない」or「怒った方がいい」という両極端の意見に揺れた。 結果についてだが、仕事については令和6年1月から、仕事中については1…

今年の振り返り ~ブログ編~

今年も残すところあと1週間。ということで、残り1週間でテーマをもとに1年を振り返ることした。 まずはこのブログについて。 雇用調整助成金 コロナ特例 雇用関係助成金 仕事とメンタルに関する記事 インフルエンサーとマスコミに関する記事 書評について …

昨日の話の続き:仕事ができる人に戦慄を覚える

昨日の話の続き。ひょんなことから、今自分がしている業務をこの業務未経験の人に教えているのだが、その中の1人の対応を見て戦慄を覚えたので記事にする。 もともと仕事ができる先輩だったので、なんで自分が?とは思ったがその業務に関しては未経験だとい…

仕事は現場に入って自ら覚えるもの

さて、ひょんなことから最近他の人に仕事を教えている。 私の考えではあるが、学校を卒業したての人、人の命を預かるような仕事は別として、仕事を覚えるのは仕事をしながらだと思っている。だから、最初に教えるのはその事業、会社のルール、手順など、そこ…

専門職や独立を考えていない限り転職は辞めておいた方がいい。ただし

転職は基本的に下記以外の人は辞めたほうがいい。 専門職であり、転職が頻繁に起こる業界にいる人 将来独立を考えている人 かなえたい夢ができて、その夢の実現には転職が必須の人 今より高い給料が必要な人 就職活動に失敗して不本意な会社に入社してしまっ…

他人を変えることはできない。しかし、自分の意見を言わないという意味ではない。

メンタルに関する本に良く書いてある言葉がある。それは 「他人を変えることはできない。」 年齢を重ねるにつれて、これを実感している。他人を変えることは自分と同じ考えを他人に強要させることと同義でもあるからである。逆の立場になればわかるはずなの…

有期契約社員の更新基準:「成果」「失敗率」「上司に忠実」「年齢」「協調性」さてどれだ?

私の職場では非正規雇用が多い。非正規雇用はみな4月から3月末までの1年契約である。年度途中の採用でも3月末で全員契約満了。 さて今の職場の非正規の在籍期間を見てみるとだいたい10年か、3年前後に集中する。その理由は入社時期がリーマンショックの頃と…

メンタル不調にとって、「焦り」が最大の敵かも?

ふと最近思いつたことがあるので、メモ代わりに記事にしてみる。 ずっと、メンタル不調になる要因は「ストレス」と「不安」であると思っていた。 だが、どうやら私の場合は違うのではないかと思い始めた次第である。 ここでいう「焦り」は、早く〇〇しないと…

不安・怒り・焦りに振り回されない方法

ここ数年の私の悩みは、「怒り」「焦り」「不安」に振り回されていることだった。 仕事中に些細なことで「怒り」、早く〇〇しないとと「焦り」、〇〇になったらどうしようと「不安」になっていた。 そうなる原因は、「失敗を恐れていること」であり、「他人…

人の仕事をオワコン呼ばわりする精神科医Kへ

ユーチューバー精神科医K殿 前略 「今のあなたの仕事はオワコン」とニヤニヤ笑ってなにがそんなに楽しいのですか?会ったこともない他人の仕事を、ネットスラングであるオワコン=「終わったコンテンツ」、つまり”終わってる”呼ばわりする動画を投稿する行為…

転職してきた人たちを俯瞰してみて

「転職の思考法」というベストセラー本があった。そこの中で転職者の「マーケットバリュー」の話があった。ひとつは「専門性」(職種)と「経験」(役職)で構成される「技術資産」、ひとつは指名が取れる「人的資産」、ひとつは「業界の生産性」であった。…

SNSやワイドショーはうんこの掃きだめ、と思えば精神的にも良いのでは。

誰かがいった。「2ちゃんねるは公衆便所の落書き」。蓋し名言だと思う。 誰かがいった。「スマホやユーチュブは暇つぶしの道具」蓋し名言だと思う。 これはXもインスタグラムももファイスブックも含めSNSもそうだ。ヤフーニュースのコメント欄も、Xの切り抜…

電話について ②

「電話は嫌い。それが私の選んだ本音。」

「電話が嫌い」なのは、世迷言に付き合わされるからなのではないか?

最近「電話嫌い」がクローズアップされている。 著名な経営者による「電話嫌い」と社会人新人「電話を受けかけの嫌い」。 経営者は電話を受けることにより、自分が今集中して行っていることを強制的に遮断されることの弊害を訴えていて、若者は「知識・経験…

舐められたら怒るべきだが、一回怒ると癖になる。

タイトル通りの記事。 以前何度か「舐められたら怒れ」という記事を書いた。世の中には怒らない人間でいると舐めてかかってくる人間がいるし、黙っているとラインを越えていい様に使われてしまう、ということをいいたかった。 別に「怒り」だけに限定してい…