巧遅は拙速に如かず

仕事、自己啓発、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

SNS

仕事で、ナイロン製のリュック、トートバックはなしか?

SNSのタイムラインでとある投稿を見つけた。 道端でスーツ姿なのに「ナイロン製のリュックやトートバック」を持っている人間を蔑み、革製の手で持つしかないペラペラの鞄を持つのが社会人として当然、という趣旨の投稿であった。 表現の自由はある。だが、批…

とある国会議員の言動からみる「他責思考」のとらえ方

先週1週間は、政治のニュースが飛び交っていた。誰が総理大臣になるか、どういった与党の枠組みになるか。1つの党で衆議院の過半数を占める政党はいないため、複数の党がまとまって1人に投票すれば、比較第1党である自民党の総裁でない方が総理大臣になる…

STEAM:対人戦のないゲームをしたことで気づいた発見

さて、先月「ファイナルファンタジーⅦリバース」のSTEAM版がセールになっていたので、この機会に買ってプレイしている。 もともとは1997年1月に発売されたゲームのリメイク版である。当時はプレイステーション2であった。それが、3部作としてリメイクされ、…

周りの人に、オシャレだと、思われる服装?

ふと、ショート動画で流れてきたファッション系の動画が目に入った。 「沢山の人にオシャレに思われる服」というタイトルであった。 はて??????? 「沢山の他人」? 「オシャレ」に「思われる」? 多くの赤の他人たちにオシャレに思われたいがために服…

YouTubeは本やテレビにとってかわるか?

過去の記事で「今やYouTubeには、多種多様な知見が集まってきているので、専門書以外の本をわざわざ買って読む価値がない」という意見を紹介した。 それについての追記。前回の本をもう一回読むのと同じような内容でもある。 たしかにYouTube動画には、今や…

「どうでもいい」と思った先に気づくこと

最近の記事で「どうでもいい」という考え方が自分に合っている、ということを書いた。 そう考えて仕事を約2週間やってみると、自分では気づけなかった自分の本音、こだわり、とらわれていることに気づけたような気がする。 その気づいた内容を以下、まとめて…

妄言「SNSで素人は発信するな」について 怒った理由を自分に問いかけてみる

今週、SNSでとてつもなく腹立たしい投稿を目にした。 チョコレートプラネットという名前のお笑いコンビの松尾氏の公式YouTubeにおいての発言だ。 以下、私個人の怒りというガスを抜くための、自分の感情を理解、分析するための記事というより日記。 一旦改行…

とにかく逃げろ、は正しいか?

学校でいじめ、職場でのパワハラなどで生きるのが辛いぐらいになったときに、「とにかく逃げろ」というアドバイスがある。 だが、最近、その答えについて反論があるようだ。「逃げた先に、明るい未来が待っているのか」と。逃げた先は、家に引きこもりになる…

嫉妬しているからではない。怒っているからだ。

インターネットの出演者(投稿者)や、テレビの出演者やライターが、視聴者から反論されたり、批判されたり、攻撃されたときの反論動画や記事を偶然複数見かけた。その際、相手がその反論、批判、攻撃をする理由は「自分に、相手に嫉妬しているから」だと断…

思考について:未来の妄想をしていないか?他人事を自分事として取らえていないか?

ちょっと前の記事の「どうでもいい」という考え方、の補足。 そもそも「どうでもいい」という表現は、仏教や精神科医や心理学者や脳科学者や哲学者の本によって「気にしない」「考えない」「執着しない」という表現を採用されている。本来は「執着しない」が…

「投資」話と「考えるより先に行動する」人の話

SNS

約半年前に、以下の記事を書いた。 「今すぐ、あれこれ考えずに沢山行動しろ」という赤の他人の言葉の裏には、胡散臭い投資話や情報商材の購入を促す話があるから、鵜呑みにするな、という話である。 行動するのは、他人の指図ではなく、自分の頭で考えた上…

YouTubeは本より先に廃れるかも?

SNS

最近、YouTube関係の記事をあげていたが、お盆休みで会った子供連れの知人から言われたことがある。 「うちの家庭ではYouTubeを見ないよ」 え?あなたの子供たちは、今近くでスマホをずっと見ているではないか、と思い、スマホ画面を確認してみると、子ども…

仕事で「やりがい」を感じるときは、他人の人生に関与できたと感じた時である。

前回の記事で「意見を公に示せば、誰かから批判されるものである」という趣旨の記事を書いた。 この記事の元ネタはYouTube動画であり、YouTubeとSNSの投稿者が自らの手で投稿した際の批判コメントに対する対応方についての私見を述べる動画であった。 この動…

情報や意見を公に発信したら、聞いた人の一定数から批判されるもの

前回の記事で、「残クレアルファード」についてもう一度確認するため、YouTubeで検索したところ、興味深い動画を見つけた。 そのまま引用すればいいのだが、今日検索するともう出てこない。だが、だいたい以下のような話であったので、メモ代わりにブログに…

「残クレアルファード」という揶揄と深層心理

今日は「残クレアルファード」というネットミームについてのお話。 9月に入ってから当初書いていたものを誤字を含めて、1万字未満にするために修正した。 ネットの流行語に興味がない人は、ここでブラウザバックを推奨。

MSN、Yahoo!ニュースのX投稿の切り抜き記事を消すには

マイクロソフトのインタネットブラウザを開くと、MSNニュースというのが表示される。 ニュースらしいが、その記事の中には、ただのX(旧Twitter)の切り抜きをまとめただけの記事もある。 その切り抜きがどこのニュースなのか?と激しくツッコミたい。しかも…

YouTubeと本、どちらが優れているか?(後編) 私見

少し前に、YouTube動画と読書の比較に関する記事を書いた。 それについての補足と、私見が今回の記事。 kesera22.hatenablog.com 前編の要点 前置き:あくまである程度の時間がとれる場合のお話 政治分野について 経済分野について 商品購入の参考にする場合…

YouTubeがあれば、読書は不要という説は本当か?

だいぶ前の話であるが、とあるYouTubeを見ていた時に、これから不要となっていくものであろう事柄を挙げていた動画を見た。 いくつかあるのだが、その中に 「雑誌は、専門書とゴシップ誌以外は、YouTubeで不要になる。」 というものがあった。勿論例外もある…

詭弁と論破 書評:感情に訴えて、閲覧数が多いものが勝つ時代に

久しぶりの書評である。タイトルは「詭弁と論破」。 各章の導入部に、インフルエンサーのひろゆき氏が一度発言して、その後ネットで拡散し、子どもの間で流行されたとされる、 「それって、あなたの感想ですよね?」 という言葉が登場する。その感想と彼の論…

夏の参議院選挙の予想結果と私見

参院選が終わった。 このブログでは、1か月前と2週間前に、獲得議席予測とか色々書いたので、実際の獲得議席の比較と、今日までの選挙報道やSNSに関する私見の記事。 例によって、興味のない人のために、一旦改行する。

「成長する」のではなく、「ハードモード」のミッションに挑戦して「力をつける」という考え方

以前、仕事において「成長する」という表現に違和感を覚える、という趣旨の記事を書いた。「成長」とは子供が大人になること、また経済分野においては「規模が大きくなること」を指すのであって、仕事の能力を向上させる、という意味で、新人以外の人間にい…

自分を見下す人間に好かれるための行動をして、なんの価値があるのか?

世の中には沢山の人間がいる。そして、その沢山の人間の中にはあなたを馬鹿にする、あなたを見下す人間が必ずいる。 最近見たSNSの投稿で、実家住まいの30歳代の人間に対し「まだママにパンツを洗ってもらっているのか(笑)」と馬鹿にした投稿を見た。そし…

経営者・研修講師の”成長””自己投資””社会的成功”という言葉にご用心。

さて、研修の講師、上司からの指導、転職の自称プロ、自己啓発セミナーでこのような言葉を聞いたことがないだろうか? 「成長」「自己投資」「社会的成功」 私はこれらの言葉に違和感を覚える。 まずは「成長」。企業や国の産業において、売り上げや利益やGD…

政治の話。減税の話。SNSの話。

基本的にこのブログでは政治の話をするつもりはない。とはいっても、どこか特定の政党を支持する、支持しない、という話をしない、という意味である。 経済対策とか、政治全般の話題はする。 今回は降ってわいてきた、消費税減税の話と、昨今のSNSでの政治全…

おっさんは1人で店に入ると犯罪者扱いらしい?

SNS

過去に、対立を煽る「まとめサイト」を見るのを辞めた、という記事を書いた。 書いた内容をすっかり忘れていたが、アクセス数で上に表示されていることに気づいて、文章を修正していた。 折角なので「まとめサイト」をみたところ、1年前と変わらない相変わら…

自分や家族の病気を、インターネットで検索するのはお勧めしない。

SNS

例えば、自分、家族が診断の結果、なんらかの病気である可能性があることがわかったとしよう。 または、健康診断や人間ドック、血液検査などで、再検査、要精密検査になったとしよう。 その場合、インターネットで検索することはお勧めしない。直接、自分を…

流行りのカタカナ言葉を使用すれば、そこで思考は停止する。

とあるユーチューバーの動画を見ていた時に以下のような趣旨の発言を聞いた。 「日本語でいえる言葉をあえて今流行しているカタカナ語(横文字)を使うのはやめたほうがいい。便利な言葉に逃げてはだめ。その先のことまで考えていない。物事の本質を理解でき…

大学生時代は、面白い人間に出会えれば楽しいと思うよ。

とある本を読んでいた時のことである。著者が自分の人生を振り返ったときに以下のような記述があった。 「大学生の時は何も得ることがなかった。無駄な時間だった。」「大学に入っても面白くなかったので、中退した。」「大学という”学歴”を手に入れただけ。…

エビデンスに基づいて政策決定をしたら成功する、というエビデンスはない?

タイトルは、YouTubeのショート動画で流れてきた、某学者の政治の政策決定についての発言。 エビデンス、エビデンスというけれども、エビデンスに基づいて政策を決定した方が、国民が選んだ高年齢者の政治家による政策決定より、正しい、または、秀でている…

今、日産自動車を叩く経済専門家、実業家が、1年前にどう発言していたかを見てほしい。

SNS

最近のニュースで、ホンダと日産の経営統合の話が白紙になったというのが大きく話題になった。 昨年11月の衝撃の中間決算発表から、事実上のホンダによる日産の救済であることは明白だ。経営状況が悪化した日産が外資に買収されること、または、最悪破綻する…