最近、私が仕事をしている間の興味は、自分の内面の分析。自分の感情はどういう状態のときにどういうふうに動くか、その事実確認と分析に興味を持っている。
仕事を覚える?成長させる?何それ?
もう今の職場での職務でこれ以上成長もない。停滞しているわけではない。職務遂行事態は問題なくできるし、問題解決も業務改善も数字の上澄みも可能。だって、俺、優秀だもの。
…冗談はさておき、要するに、仕事を遂行するにあたって、能力向上を図るとか知識を増やすことよりも、メンタルを安定させたほうが成果があがるのではないか?と思っているわけである。
事前の憶測。想定外の出来事。余計なことが頭によぎりすぎる。物事が起こる前にあれこれ考えすぎる。
シンプルに今この瞬間に集中することが一番成果があがる。精神的に安定することが成果があがる。楽観的が良いという意味ではなく、安定が一番。
今日はそんな心理状態の分析のなかで、他人の些細な言動で過剰にイライラしたりするのはなぜか?また、イライラする時はどんな傾向があるのか自己分析してみた。
その結果が以下のとおりである。
- 焦っている
- 「〇〇しないといけない」という義務感を感じている
- 自分の評価を気にしている
- 自分に悪影響が生じると危険を察知
- 体調不良
- 睡眠不足
- 想定外の出来事にパニックになる
だいたい上記のどれかに当てはまる。それぞれ見ていこう。
- 焦っていると…
- 「〇〇しないといけない」と義務感を感じていると…
- 自分の評価を気にしていると…
- 自分の仕事に悪影響が生じると思うと…
- 体調不良・睡眠不足だと…
- 想定外の出来事に振り回されると…
- 最後に
焦っていると…
焦っていると、些細な事象が邪魔に感じやすい。「邪魔をされている」と感じるとイライラする。焦りは心の余裕を奪う。他人のしゃべていることがムカつく。暑いとムカつく。電話がなるとムカつく。来客があるとムカつく。
なぜそんなに自分は焦っているのか?と自問してみる。
だがそんな自己分析をするよりも、行動で解決しやすいことに気が付いた。
具体的にはどうしても焦りが止まらないときは、いったん休憩する。いっそのこと翌日に延ばしてみる。他のことをして忘れたり、仕切りなおす。そうすると意外と焦りは治まったりする。
そもそも焦ると、視野狭窄になり、見落としたり、不注意だったり、ミスが増えて帰って進行が滞るものである。
この状態は、昔から一言で新たされていた。
「急がば回れ」
「〇〇しないといけない」と義務感を感じていると…
〇〇しなければならない、という義務感を「ストレス」と呼ぶ。緊張している場合なども「ストレス」と呼ぶが、ストレスは心の余裕を奪う。
そもそも、義務感を感じるということは、上司からそういわれたのか?いっている相手が上司の場合は、上司の上司から、または社長からの指示か?
一応、企業でも法人でも組織を発展させるため、または持続させるためには、目標と期限が必要であり、定まっているのが普通、と思うとイライラは減る。逆に目標や期限が定まっていない組織は、お偉いさんの思いつきで、突拍子もなく、前触れもなく、目標や期限が急にできたりするものなので、組織としては健全ではない。その目標と期限が実現不可能な荒唐無稽なものでない限り、おかしいことはない。
目標と期限を無視することはない。
ただ、会社の方針はそうなんだな、と思って、これからの行動に反映させればよいわけであって、今すぐに結果を出す必要があると義務感に駆られる必要はない、
どうしようか冷静に考えたり、一旦仕切りなおすと、それほどプレッシャーを感じるほどでもなく、なんとかなるかもしれないし、なるようにしかならない、ということがわかる。
できる営業マン(ウーマン)は行動する前にあれこれと心配しない。行動するものだし、都度状況と結果に合わせて軌道修正するものである。期限直前は話が別だが、最初からイライラしていたら、身が持たない。
自分の評価を気にしていると…
自分を評価されないといけない、自分の評価をあげないといけない、と思っている時は、義務感に突き動かされ、また、「〇〇してはいけない」と思っている言動を他人がしているとイライラする。
自分が「してはいけない」と思っていることをしている他人がいて、それなのにその時運物の評価が下がっていないと、おかしいのではないか、という不平不満が生じる。
その不平不満はとどのつまり、自分が評価されるべき、というのは他人と比較した相対評価であって、他人の評価が落ちれば自分の評価が相対的にあがるという意識もある。
または過度に自分の今の状態を守ろうとする過剰反応の場合もある。
自分の仕事に悪影響が生じると思うと…
無能な同僚、理解不能なクレーマー、他人の入社や異動などなど、他の人の言動や人事にイライラしたときは、自分の仕事、業務遂行に悪影響が生じる、という危険を感じ取った瞬間だと思う。これは「緊急避難的な危機感」と「他人に対する不満」が生じている時、ともいえるし、過剰に反応しているようならば、今の自分に心の余裕がない、ともいえる。焦っているともいえるし、上記の自分の評価ともいえるし、正義感という名の将来への不安と危惧ともいえる。他の理由にも該当する。
体調不良・睡眠不足だと…
健全な精神は健全な身体に宿る。体調が悪いとイライラする。睡眠が不足するとイライラする。健康管理、適切な睡眠はとても重要。
尚、体調管理を「いつも万全にしなければならない」、睡眠を「いつも十分に確保しておかなければならない」という意味ではない。体調がすぐれないと、睡眠不足だと、思考や感情が歪む、ということを理解しておく、という意味である。
体調管理が万全で、十分に睡眠がとれていることに越したことはないが、万全、十分でなければならない、という義務感になってしまうとストレスになる。
体調不良・睡眠不足の時のパフォーマンスはそれなりになると理解し、また十分でないときは、その時にどうすればいいか場数を踏んで、できることをする、という割り切りと対応策を準備しておくことも重要である。
想定外の出来事に振り回されると…
過去に心配事の9割は起こらない、とこのブログで何回も紹介した。つまり、マイナスの出来事は、事前に予想しても9割はその通り実現しない。つまり杞憂。
ただしこれは、心配事が起こらない、という意味ではない。
現実的には、心配事は事前に予想していない想定外のタイミングで起こる。その過去に起こった不幸な記憶があるから、先んじて心配事を予想してしまうのである。
だから、先んじて考えても仕方がないが、想定していないタイミングで心配事が起こることがある、ということも読み取らないといけない。
そして人間は、想定外の悪い出来事が起こったときに、その人間性がわかるものである。
具体的には、パニックを起こす。または、癇癪を起こす、言い訳する、他人に当たる、ムキになって長文または長時間、反論する、話を別の話題にそらして、他人を攻撃する。そうやって、自分の非を、ミスを、パニックを消し去ろうとする。
周りはその事実に気づいているというのに。むしろ、その非を認めるほうが立派だと思われるのに、我が身可愛さに。自分の価値が落ちるかと錯覚するかのように。
SNSで普段他人に対して偉そうに説教したり馬鹿にしたりしている人間が、自分の先輩や専門家から問題点を指摘されたときに、その人間の人間性がわかる。
その非を認める有名人はほとんどいない。長文を書いて、自己擁護したり、話を逸らしたり、別の話題にすり替えてまた説教をし始める。自分の成功者としてのイメージに自分がとらわれすぎて、その成功者としてのイメージに傷がつくのを恐れているだけだ。
失敗を、過ちを、評価が下がることを恐れている人間ほど弱いものはない。
えらそうに自己啓発したりしている芸能人はほぼ上記に当てはまる。他山の石としよう。
ひき逃げとか当て逃げは、高確率で想定外の出来事にパニックになり逃げだしてしまうことにある。想定外の出来事に冷静に対処できるか、一呼吸をおいて、現状を把握して、自己弁護して逃げないようにしよう。まあ、こういう事故はその前に小さな事故を経験しておいたほうがかえってパニックにならないものだ。小さな不幸を経験することで大きな不幸に対する対応力がついたりする。皮肉なものだが、経験というのは事故に限らず、そういうマイナスの経験のほうが、いつも成功しているという経験よりも、いざというときに対して有効性がある。
最後に
簡単であるが、以上まとめ。自分の覚書のようなものであり、しばらくたってから見返すと、当時の自分はそう思っていたのだな、と理解できる。
ざっくり言えば、「何でそんなに深刻になって仕事をやってるの?」という話である。”適当”こそ最強。”適当”を侮ることなかれ。適当は、いい加減という意味ではなく、適切、という意味である。適当なほど、仕事がかえってはかどったりする。
「ケセラセラ」(なるようになるさ)と今の仕事に集中していれば、それほどイライラしないことばかりである。