けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

面接 その他をまとめて

本日3回目の転職に関するテーマ。最後は某SNSで見つけた人事、転職に関する意見に対しての私の私見をまとめてみました。あくまで私見です。

1 雇用を安定させるためには、自分の仕事のスキルを高めるのが一番

⇒No。某実業家とかユーチューバーがいう発言ですが、現実がそうならだれも苦労していません。日本の社会もスキルアップして転職する社会になっているはずです。勿論業種、職種にもよるのですが、現時点で日本の企業の場合転職は大抵は不利です。なぜなら、個人のスキルというのはは他人からはわずか1時間やそこら程度の面接や、わずかA42枚の職務経歴書でわかるはずがないから。実際の前職の職務を見てもらえる機会がないと、スキルだけで生きていけません。

具体例を挙げると、転職面接で、前職で営業成績1位でした、といって、あなたは信じますか?周りに知られていない個人のスキルがあっても仕事にはつながらないのが現実です。無名の会社の営業実績№1より、有名企業に在籍していたという事実のほうがわかりやすいです。あと仕事というのはチームプレイか、他の人との協力関係が不可欠なので、個人のスキルだけに主眼を置きすぎると後で痛い目にあいます。勿論スキルは大事ですが、自分のことばかりに集中して周りを無視していると、周りの協力も得られず、結果的にかえってスキルが伸びません。ビジネス用語の「テイカー」は評価されません。学生の場合、スキルとか言っても、学生時代に何か周りに認められたような実績を残していないと、大抵の業種では失笑者です。スキルは失敗と挑戦という場数を踏んでこそですよ。

2 面接のグループワークで発言しない人はアウト

⇒YES。そもそも、グループワークを選考の項目にわざわざ入れているのだから、そこで何も発言しないというのは選考しようがないというか選考されることを放棄している、という判断になります。ちなみに、実際社会人になった後は会議で何も言わなくてもいい場合もあるのが現実です。発言が邪魔になる場合もあるので。あくまで、選考対象としての求職者がどういう人間か把握するためのものですから。

3 職務経歴書エントリーシート、履歴書に誤字脱字があったらアウト

⇒YES。書類選考という枠組みだけでなく、社会人として公式資料で誤字脱字をする人間は使えません。また、当然日本語として何をいっているのかわからないような国語力、文章力のない人間もアウトです。というか、大学、またはこれまでの社会人生活で文章を書いていないのか?と思われます。

4 職務経歴書の書き方のノウハウ全般

⇒ケースバイケース。基本的に、誤字脱字もなく、日本語として正しい文章で、書き手が何を言いたいのかわかればとりあえずOKと私は思っています。あと、職務経歴書のノウハウ本を読んで書いたんだな~という文章は、私はあまり好みではありませんでした。あれ、文章が求職者本人が考えて書いた言葉でないことは大体わかってしまうものなので。なにかをパクった文章は大体わかってしまうので。ただ、職務経歴書は日本語テスト、文章力テストではありません。その文章をどう評価するか、次の段階に行くかどうかは各企業の採用担当の判断だと思います。