けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

転職では言ってはいけないNGフレーズ

ネットの記事でみつけた、「転職で言ってはいけないNGフレーズ4つの地雷フレーズ」という記事の紹介と反論。

NGワードの4つは以下のとおり

  1. 年収と肩書をあげて、キャリアップしたい(転職理由)
  2. 会社に違和感があったから退職した(退職理由)
  3. なんでもやります(やりたい仕事は)
  4. 大丈夫です。興味あります。(第一志望かどうかの質問)

これについて、ひとつひとつ反論。

  1. 逆に、年収も役職もあがらなければ転職しません。収入が下がるのに転職する?肩書をあげて、自分が決定権をもつ範囲を広げることに何か問題あるの?
  2. 逆に居心地よかったら、退職する?
    違和感を解消するために、管理職に相談し改善を提案したかというので、逆に聞くが、、提案して改善出来たら退職しないと思わない?
    「間違っているのは自分」という視点を持つべきというが、従順な奴隷を探しているの?
    転職理由は、1か2のどちらかが大半だよ。
  3. 逆に、これをやりたいと発言したら、仕事を選び、柔軟性がないと判断するでしょ?
  4. 逆に、第1志望です、と言って、その後断ったら文句をいい、
    逆に、ほかとの併願と言ったら落とすでしょ?

逆の答えをいっても、落とす理由になる。
結局、落選理由は何とでも作れるということを示唆している逆(ギャグ)でしょ。

 

最後に
「席に座っているだけの人」はいらないという採用側の本音が書いてあるが、
その「席に座っているだけの人」は、あなた方が面接で選んだ人でしょ?

結局、NGワードとかなんとかいって、面接で調子のいいことをいえるのが得意なだけの人間を選んだ、あなたたち採用担当の責任です。商談するように面接を受ける人間は、その「席に座っているだけの人」を狙っている人間です。

いらないのは「そういう人を採用したあなた達」。

もし自社に「席に座っているだけの人たち」がいるのならば、そう人たちを生み出した結果の責任をとって、まず、あなた達がその職場から去るべきです。
面接を受けに来た人に、責任転嫁しているあなた達が「他責」です。
間違っているのは自分、という視点を持ちましょう。