けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

部下をメンタル疾患にさせる上司は存在する

前回の記事は、メンタル疾患になる人は外から見てもわからない、と趣旨の記事でした。
今回は別の視点。仕事上、部下をメンタル疾患にさせる上司は存在する、というテーマです。メンタル疾患になる人はわかりにくいですが、人をメンタル疾患に”させる”人はわかります。メンタル疾患で休職する人を発生させる部署は存在します。
メンタル疾患患者が多い会社は、データを見ればわかるはず。絶対います。

私の実体験ですが、とある人間がとある4人体制の係の係長になったときに、在籍中の3年間でその部署に在籍した4人の部下がメンタル疾患になりました。その係長以外の労働者ほぼ全員ですちなみに、その係長は、パワハラセクハラは行っていません

昨今のメンタル疾患対応の流れとしては、疾患になりそうな個人のフォローを重点にしていますが、私の視点は違います。発生源となる、上司と職場を特定し、原因を特定し、対策を打つことです。
メンタル疾患患者を異動させるより、メンタル疾患を発生させる上司を異動させることのほうが重要です。
メンタル疾患になりやすい部署の原因を特定し、対処することです。
個人のフォローも大事ですが、根っこをたつことが大切です。そうしないと、メンタル疾患患者が別の人になるだけです。