このブログのアクセスされる件数が増えてきたというのは、ちょっと前の記事でも書いてきたのだけれども、読まれている記事も変わってきた。今回は、そんなお話。
経緯
このブログを書き始めてから1年ぐらいたった頃、新型コロナウイルス対応特例用の「雇用調整助成金」の記事を書いたら、「雇用調整助成金」に関するアクセス数が異常に伸びた。
これはコロナ禍での「雇用調整助成金」の需要があったからであろう。こんな素人の匿名のブログなんてあてにされても…と困惑して、文章の端々に「内容の保証はできません」と書いていたが、アクセス数が増えたのに味をしめて、今度は他の助成金の記事を書いたら、そちらもアクセス数が伸びた。
一応令和5年度に「雇用関係助成金」に関してはほぼ調べて書いたつもりだ。(労働条件等関係助成金は手つかずであったが)
さて、そんなこのブログのアクセス数だが、今年に入ってから急に増えた。理由のひとつに某一番有名な検索サイトからのアクセス数が一気に増えたというのがある。そして、その某有名検索サイト経由で閲覧されている記事は「雇用関係助成金」は殆どない。某検索サイトの上位に表示されるのが専門家のサイトだからかもしれない。
というわけで最近は「雇用関係助成金」は記事にしていない。助成金を調べて文章を書くの結構大変。それに、助成金自体はそんなには変わっていない。年度が始まる前の記事を見ればわかると思うが、令和5年、6年度と比較して、助成金はそこまで変わっていない。変わったところは、ぶっちゃけ、パンフレットにわかりやすくまとめられている。あとは、前年度と比較した間違え探しのようなものである。
…と、「雇用関係助成金」について書いたら、なにか書きたくなったので、以下、まとめる。
調べたくなったら、まず、その#〇〇助成金#と、インターネットで検索してみる。
##は入力する必要はないが、その言葉で検索すると、上位に厚生労働省のホームページに行き着くはずだ。
厚生労働省の助成金に関するホームページは結構事細かくまとめられている。電子での申請については、所得税の確定申告のほうが先行しているイメージだが、税金の説明については初心者にはハードルが高い文章で書かれているためわかりにくい。あれは税理士等の専門家や、税の実務を担当している人向けだろう。
一方、厚生労働省管轄の助成金に関していえば、パンフレットが充実し始めていると思う。検索もしやすくなっているのに気づいた。あと、専用用紙をダウンロードする必要がほとんどの助成金で必要になってくるのだから、どこかの段階で厚生労働省のホームページに行くことになるはず。だったら、最初から検索して読んでおけばいいじゃん、ということだ。
一時期、”詳細な助成金一覧”のような冊子がハローワークにあったが、あれを読んで申請しても、支給要件というトラップに引っかかったりするし、何より読みにくい。そしてその詳細版は今はハローワークにいっても手に入らない。ホームページを見てね、ということだろう。
ホームページのほうが枚数を気にしない分、わかりやすくなっている。カラフルである。…印刷したら、カラーコピー代が跳ね上がって経理から文句が来そうなレベルでカラフルである。パソコンで見ろってことかな?
長い文章になったが、言いたいことは助成金のことで調べたいならば、厚生労働省のホームページを最初に見たほうがいい。…こんな匿名ブログや、厚生労働省以外のホームページやYouTubeをみるよりは、絶対によい。
…あと、ホームページを見たら、助成金によっては”不正受給”の案内が結構書いてある助成金があることに気づくはずだ。あれは警告書だと私は思う。特に人材開発支援助成金のパンフレットは、不正受給扱いとなった手口まで載せる力の入れよう。キャリアアップ助成金のお知らせも不正受給の1枚紙をアップしていた某都道府県の労働局があったような。
そういう最近の動向を知るためにもホームページをまずは見たほうがいい。
読んでもわからなかったら、顧問社労士かハローワーク(労働局)に聞いたほうがいい
上記ホームページを見ても、なんのこっちゃわからない場合がある。ぶっちゃけ、「雇用関係助成金」は難易度が助成金やコースによって差が大きい。
一例をあげると、今のキャリアアップ助成金は、一回も利用したことがないと、おそらく意味不明だと思う。そして、おそらく不支給になる可能性が高い。不支給理由がいたるところにい散らばっている。キャリアアップ助成金はどこかで見たが、8割、9割以上は社労士経由で申請らしい。
餅は餅屋、読んでも理解できないのに、とにかく「行動」とかいって、申請しても通らないし、時間と労力が無駄になりかねないからである。1年以上かけて「不支給」となったらガックリ来る。
他方、一例をあげると、障害者トライアル助成金のようにハローワークが窓口となってやるようなものはハローワークに聞いたほうがいいものある。
…障害者の就職率をアップさせることはハローワークの存在意義でもあるから、その餅屋は社労士よりもハローワークであろう。相手は国家機関だから手数料は無料だし、詐欺師が窓口にたっているとは考えにくい。(犯罪を犯した公務員のニュースを見るので絶対ではないだろうが)
あと、社労士が間に入ると当然ながら手数料、つまり金がかかる。事務職(自称「採用のプロ」は、事務職ではないよ、言葉巧みな営業職だよ)の人数と能力が十分高いところだったり、社労士経由でなくても申請できる助成金もあるので、どうするのがいいかは助成金と会社による。
とはいっても、どの組織でも専門資格者でもそうだが、対応する人のレベルというのは異なる。正直、胡散臭い人や組織もある。行政組織なんて、未経験分野への異動が多いし、ハローワークとか公務員は非正規雇用が多いからかなのかは知らないが、人によっていうことがバラバラだったりする。愛想も違う。正直、人のレベルの差が大きい。「あ、この人は知らないな、信用できないな」と思う場合は、上記の意見は無視してほしい。
ちなみに、私は「キャリアアップ助成金の社会保険適用促進コース」の問い合わせをして、期待した答えが返ってこなかったという知人の話を聞いた。いわゆる年収106万円の壁対策は、本来は年金と健康保険の話なのに、なぜか雇用保険で運営されている組織の助成金なので、年金を管轄する年金事務所と助成金を管轄する労働局双方で管轄が異なる。同じ厚生労働省だろう?とツッコミたいのだが、個人ではどうにもならない。
尚、私個人の話だが、「助成金コンサルタント」という肩書は「就活のプロ」と同じぐらい警戒している。無論、信用できるかどうかは人それぞれだろう。
タイトルに「顧問社労士」と書いたのは、胡散臭い人が暗躍していると思ったからだ。顧問ならば、信用できるから顧問契約をしていると思ったからだ。社労士の肩書を持つ(他の士業も同じ)ユーチューバーだけの意見を参考にして、という意味ではないぞ、ということを強調したかっただけだ。
一言でいえば、あなたが”信頼できる”人に相談してください、ということだ。
私がいいたいこと
まあ、いいたいことを一言でいえば、まず自分で調べて、それでわからなかったら専門家か国家機関に聞くのがいいんじゃない?ということだ。ただ、その国家機関の個人差も大きいので絶対信用できないから(少なくとも私は信用していないから、自分で調べる)、個人判断で。
何度も繰り返すが、YouTube動画だけを見て理解した気になっては絶対にダメ。これはどんな分野でもそう。あれは無料だから。誰でも投稿できるから。ファクトチェックがないから。自分の仕事の宣伝だから。商売だから。健康食品のCM同様「個人の感想であり、全員に効果があると保証はできません」という注意書きが必要な動画が混じっているから。(著者の邪推ですが、本当に鵜呑みにする人がいるので困ってるんだよ。情報収集ならばYouTubeもいいんだがね…)
まとめ
最後に、一応補足しておく。今年度書かない予定である理由は以下の3つ。
1 法改正に伴うものを除いて、前年度とそれほど違いがないから。
2 仰々しい不正の警告が目について、書く気が萎えているから。
3 私の興味がほかのことにいっているから。
身も蓋もないが、匿名の収益のないブログだから、その時興味があることを書く。単純明快な理由である。
ただ、最近の国会のニュースを見るに年収106万円の壁がどうやらなくなりそうだ。となると、106万円を超えないように働いている扶養者と雇用主にとっては死活問題。その対応策に別に助成金が創設または改定されるかもしれない。それがわかって興味がそそられたら書くかもしれない。