けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

ニュース機能としてのSNSの終焉

※注意 地震で被害にあわれた方へ心よりお見舞い申し上げます。以下の記事は被災者に向けた記事ではありません。

 

さて元旦に起きた能登半島震源とする地震で、Xは混乱状態に陥っていた。

過去、Twitterでの誹謗中傷が起きるたびに、Twitterには災害が起きた時の個人レベルでのSOS情報を素早く流せるという効用があるから必要、と擁護されていた。

ただ今回に関してはデマ情報がかなり流されていたらしい。なんでも拡散してもらうことで表示件数(あえてインプレッションとはいわない)を稼ぎ収入を得ることが目的ためらしい。真偽の判別ができないので通報などもできないであろう。結局、行政機関などの信頼のおける発表が一番ということであった。そもそも民間のアプリケーションを使って発信される情報に信頼を置きすぎた、ということでもあろう。1月7日現在では運営会社が自粛させているのだろうか、公的な機関以外は表示されなくなっている。

さらに厄介だったのが、日頃見ている趣味や実用関連のポストが自粛されたため、上記のような真偽不明の情報に加えて、他人の投稿への非難の応酬が表示されるようになっていたことだ。普段は私が他のものをみているからこのような非難の応酬が表示されないだけで、まともな人が投稿を自粛したら、非難や悪口ばかりが表示されるのだと気付いた。

とくに酷いのがインフルエンサー(笑)と呼ばれる何者かよくわからない有象無象の投稿が表示され、その悪質性が目立った。普段から閲覧数が多いのであろう、ここぞとばかりに表示されるここぞとばかりに正義を気取った攻撃をしていた。閲覧数稼ぎのデマ拡散とこいつらのどちらが悪質なのか?当然すぐにブロックした。

ということで、災害時などはSNSは役に立たない。むしろインフルエンサー(怒)など害であることが証明された格好だ。正直正月のテレビがあまりにもつまらないので居間にいる時に時間つぶしに見ていたが今回の件はあまりにもひどすぎる。いい機会だし、SNSからは距離をおくことにした。あれは趣味やセールに関しての投稿をみる用のものだ。たまに面白い人の投稿があるから見たりしているが、その面白さより害の方が大きいと私は判断した。