けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

apple watch 顛末記

私はapple watch SEを数年前から使っている。購入した一番の理由は、iphoneのマスク対応のためだった。当時のiphoneの顔認証はマスクをしていたら認証せず、いちいちパスワードを入力しないと使えなかった。仕事上、何度かiphoneを急に立ち上げないといけなかったため、apple watchで認証できるようにしたかった。また公共交通機関suicaの利用をしたかったのもある。

そのapple watchが11月上旬に壊れた。

つけていたバンドが悪かった。当時apple watchのバンドをマグネット式にしていたのが失敗だった。歩いている途中でバンドが外れて地面に落ちたのである。

落ちた場所が悪かった。ちょうど固い大理石のような道で落としてしまった。

落ちかたも悪かった。画面は強化フィルムでガードしているのだが、ちょうど落ちたところ腕との接触部分、つまりセンサーのついているところから落ちたのである。背面保護のフィルムがあることを後から知ったが後の祭りである。

結果、時計の裏面のセンサーにヒビが入ってしまい、腕の接触部分にひび割れた部分が当たって手首が傷つくし、痛かった。とりあえずヒビが入っていたところにセロハンテープをはったところ、傷が手首に当たって傷つくことはなんとかなった。ただとてもダサいし、時折自分の手首との接触を認識しない時があった。修理しようかと価格をみたところ、新品を買った方がましという値段だった。

仕方がないが再購入することを決意した。最初購入する動機であったマスク対応はiphone15を購入したことで買う動機ではなくなった。また、公共交通機関で通勤しなくなり、suicaの対応もそれほど重要ではなくなった。

だが使ってみると想定外の機能面で重宝していた。

まず、画面の表記。デジタル表記での秒数まで表示できるし、今日の日にちと曜日がわかるのはいい。アナログ時計の時はたまにずれていたし。

運動したときのデータが何日分も記録されているのも、運動する動機に繋がった。時計を付けていない休日に運動不足と煽ってきてイラっとするときもあるが。テレビで某コメンテーターがapple watchにいい意味でコントロールされているといっていたがまさにその通りだった。

仕事中などにかかってくる電話やLINEやメールをチラ見できるのも良かった。スマホをポケットやカバンから出さずに対応できるのはかなり便利。

apple payも結構重宝した。なんかもうね、ハイテクって感じで気分がいい。

後、私は体と金属が接触するのが嫌いだったので、バンドを好きに変えられるというのはかなりのメリットだった。この数年の間でサードパーティ製を何種類も買って試すことができた。マグネット式は失敗だったが。

apple watchを仕事中につけるなんて、という人もいるらしいが、私はその意見に同意しない。相手にもよるがビジネスシーンで控えるべき時計だとは私は思っていない。まあそういう人に限って何百万もするロレックスをこれ見よがしに見せつけていたりする。このビジネスマンの腕時計マウント合戦からの脱却という面でもapple watchは貢献したと思っている。また上記のとおり便利だし、結構お客さんでapple watchを使っている人に何度も出会っている。もともとは知り合いの経営者の人が使っていたのがカッコよく見えたのも購入動機のひとつである。あれはむしろ仕事中に役に立つ。無論、色とかバンド部分は気にした方がいいかもしれないがそれは服装の色と同じでセンスの問題でもある。

ちなみに睡眠中につけて睡眠のデータをとるというのは辞めた。つまり睡眠中は腕につけていない。私はどうも睡眠中外してしまうようで、起きたら体の下にあったりするからだ。もしかしたら大理石に落としただけでなく、そうやって踏んづけていたから脆くなってヒビが入ったかもしれない。

という風に満足して使っていたので、再購入することにしたのである。

また今度はSEではなくナンバリングのほうにすることにした。SEは価格が安いが常時点灯でないというのは結構不便だったのである。何度もタッチしたり、手首を回すというのは買う前から知っていたが、利用したらかなり面倒であったし、手首を回しても反応しない時もあったからだ。常時点灯していなければ時計としての機能を下げるなあというのが私の認識だ。

ちょうど11月下旬にAmazonのブラックフライデーがあることに気づいた。別に常時点灯ならば最新の9でなくてもよい。8でも7でもよい。そのタイミングを利用し購入しようと思った。思惑通り先行セールでapple wachが登場した。だが、時計の色は赤色だった。さすがに赤は仕事ではちょっと…。と思った。他の色もあったがすぐに売り切れた模様だ。赤と高額なものだけ残っていた。まだ先行セールで本番はこれからと備えた。ところが先行セールでもう終了したというのをネット情報で見た。事実その通りだった。

まだ接触部分をセロハンで止めれば使えたので、このタイミングでの購入は諦めた。

だが12月中旬には、接触部分が認識しなくなった。何度もパスワードを打たないといけなくなった。もう時計としては限界だと認識し購入することにした。

調べると、どうやらappleアメリカのブラックフライデーでapple watch9をセール対象としたそうだ。そして1月2日からの日本での初売りではアメリカのブラックフライデーがそのまま移行するケースが過去のデータから多いらしいことを知った。1月2日に9がセールで発売されるかもしれない。我慢することにした。

12月の終わりごろ、appleが初売りの対象商品を発表した。そこにapple watchのナンバリングがなくSEしかなかった。

SEは常時点灯でないので対象外。待って損した。

そこで正月の家電量販店の初売を期待した。Xで初売商品として販売するという宣伝を見たからだ。しかし地元では初売りの割引対象ではなかった。もはや割引でなくても良いと思ったが、在庫切れをおこしていた。

仕方あるまいということでAmazonの1月3日の初売りを待つことにした。ここでまた在庫切れをおこされては敵わない。初売開始の9時にはapple watch9の購入ボタンをポチった。ほとんど値引きしていないが、致し方あるまい、と思った。

そうするとだ。15時ごろAmazonのアプリを見たところ、apple watch8が値引き対象になっているではないか!何たるサンタルチア。

まあ、約2割引きなのは小さいサイズで、大きいサイズは約5%ぐらいの値引き。だが今更キャンセルする気も起きないし、5%ぐらいの値引きで1世代前のものを買わなくてもと思い、そのままとした。

教訓。こういう普段値引きしない、セールされるかどうか不明な商品が壊れた時や欲しい時は、セールの対象まで待たずに買おう!時間の無駄、ストレスでしかない。

しかし、ブログでのこの流れ、1年前の商品券と同じ…。

追伸 1月4日にapple watch9(GPS サイズ45 黒)をAmazon初売りで購入しました。常時点灯かなりいい。表示も見やすい。暫くは全面ガードをつけることにしたが、ちょっとごつい。

追伸 3月1日 amazon にてapple watch9の8%割引を確認…