けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

雇用調整助成金 クーリング期間 個人的な解釈(2/19) ※4/30削除。

令和5年4月30日 もともとあった記事の全文を削除しました。

削除理由:

2月19日に書いた雇用調整助成金のクーリング期間に関する記事は、令和5年4月1日以降の取り扱いが判明する前に個人の解釈として書いたものでした。
2月初めに4月1日以降の雇用調整助成金は「通常」に戻ることが報道等により判明していましたが「クーリング期間」について触れられていない報道が多く、私としては「クーリング期間」に入る可能性も想定しておくべきではと思い書いた記事でした。
尚、令和5年4月1日以降のクーリング期間の正確な情報は4月1日に厚生労働省のホームページで公表されております。

2月19日時点(支給要領等は令和4年11月30日時点)でのクーリング期間の解釈は概ね間違っていないと私は思っておりますが、4月1日以降に特例が新設されたことでこの記事を書いた時点の解釈や予想と確定情報とは異なる箇所がでてきました。あくまで個人の解釈であること、確定情報ではないことの注釈もつけて対処しておりましたが、もともとの記事が令和5年4月下旬も閲覧されていたこともあり、この記事が読み手に誤解を与えるのを防ぐため4月30日に削除しました。

重ね重ね申し上げますが、このブログに書かれた雇用調整助成金の記事はすべて私の予想、解釈、感想であり、厚生労働省の公式発表でありません。

確定情報は厚生労働省のホームページでご確認下さいますようよろしくお願いします。

〇〇するヤツは馬鹿、とかいう人の話は一切聞く価値がない。

YouTubeでもSNSでも、「〇〇する奴は馬鹿。」とかいうタイトルで閲覧者を稼ごうとしている輩がいる。以前どんな内容なのか実際動画を見たことがあったが、最後まで見ると内容はまともな場合もある。馬鹿などいっていない場合もある。

人というのは、悪口を見たり聞いたりすると自分に対していわれているのではないかと気になってしまうそうで、それで不安になって見るケースが多いという調査結果があるらしい。「〇〇について」というタイトルでは閲覧数が伸びないのであろう。

現実社会でのトラブルや変な奴に絡まれたうえでの発言は別として、この手法を”多投”する輩の場合、彼らの動画やSNSを見て閲覧者は何か得になることがあるだろうか?ただ、自分のことではなかったと、煽られた不安が解消されるにすぎないのではないか?要するに時間と自分の精神を削られているだけではないか?はっきり言えば彼らの閲覧数稼ぎにあなたが使われた、それだけである。

彼らの話の中にはためになる話があるから、ということでみる人もいるだろう。このようなタイトル自体が目に入ること自体、あなたの人生に余計な負荷をかける。相手は閲覧数優先で、あなたの神経に気を払わない輩である。こう煽れば閲覧数がふえるんだな(笑)というようなヤツが99%である。そういう人間の話などに聞く価値などあるのだろうか。

このような手法をとる動画チャンネルやSNSは、迷わずブロックするのがよいと思う。反論するのも時間と精神の無駄である。反論しても詭弁を弄して会話にならないだろうし、それこそ食いついたカモである。このネタで当分閲覧数が稼げると喜んでいるはずである。要するに、金持ちの実業家とか、何者かはよくわからないが登録者数とかフォロワーの数は多い人とか、彼らをマネて偉そうに発言する輩のSNSや動画や切り抜き、ショート動画は全ブロックすればよいという話である。

でも彼らが嘲笑している対象に自分も入っているのに、自分は彼ら側と思い込んで、彼らの罵詈雑言にそうだそうだと同意して時間を浪費している人、会ったことすらない彼らを宥めるために投稿するのはさらにどうしようもない。動画の投稿者は金儲けのため。よく言っても単にガス抜きしてスッキリしたいだけ。そのガスを吸いに行ってどうするんだ、という話。

~切り抜き動画、切り抜きTwitter閲覧する際の注意事項~

面接 その他をまとめて

本日3回目の転職に関するテーマ。最後は某SNSで見つけた人事、転職に関する意見に対しての私の私見をまとめてみました。あくまで私見です。

1 雇用を安定させるためには、自分の仕事のスキルを高めるのが一番

⇒No。某実業家とかユーチューバーがいう発言ですが、現実がそうならだれも苦労していません。日本の社会もスキルアップして転職する社会になっているはずです。勿論業種、職種にもよるのですが、現時点で日本の企業の場合転職は大抵は不利です。なぜなら、個人のスキルというのはは他人からはわずか1時間やそこら程度の面接や、わずかA42枚の職務経歴書でわかるはずがないから。実際の前職の職務を見てもらえる機会がないと、スキルだけで生きていけません。

具体例を挙げると、転職面接で、前職で営業成績1位でした、といって、あなたは信じますか?周りに知られていない個人のスキルがあっても仕事にはつながらないのが現実です。無名の会社の営業実績№1より、有名企業に在籍していたという事実のほうがわかりやすいです。あと仕事というのはチームプレイか、他の人との協力関係が不可欠なので、個人のスキルだけに主眼を置きすぎると後で痛い目にあいます。勿論スキルは大事ですが、自分のことばかりに集中して周りを無視していると、周りの協力も得られず、結果的にかえってスキルが伸びません。ビジネス用語の「テイカー」は評価されません。学生の場合、スキルとか言っても、学生時代に何か周りに認められたような実績を残していないと、大抵の業種では失笑者です。スキルは失敗と挑戦という場数を踏んでこそですよ。

2 面接のグループワークで発言しない人はアウト

⇒YES。そもそも、グループワークを選考の項目にわざわざ入れているのだから、そこで何も発言しないというのは選考しようがないというか選考されることを放棄している、という判断になります。ちなみに、実際社会人になった後は会議で何も言わなくてもいい場合もあるのが現実です。発言が邪魔になる場合もあるので。あくまで、選考対象としての求職者がどういう人間か把握するためのものですから。

3 職務経歴書エントリーシート、履歴書に誤字脱字があったらアウト

⇒YES。書類選考という枠組みだけでなく、社会人として公式資料で誤字脱字をする人間は使えません。また、当然日本語として何をいっているのかわからないような国語力、文章力のない人間もアウトです。というか、大学、またはこれまでの社会人生活で文章を書いていないのか?と思われます。

4 職務経歴書の書き方のノウハウ全般

⇒ケースバイケース。基本的に、誤字脱字もなく、日本語として正しい文章で、書き手が何を言いたいのかわかればとりあえずOKと私は思っています。あと、職務経歴書のノウハウ本を読んで書いたんだな~という文章は、私はあまり好みではありませんでした。あれ、文章が求職者本人が考えて書いた言葉でないことは大体わかってしまうものなので。なにかをパクった文章は大体わかってしまうので。ただ、職務経歴書は日本語テスト、文章力テストではありません。その文章をどう評価するか、次の段階に行くかどうかは各企業の採用担当の判断だと思います。

面接 顔の良し悪し”だけ”で決まらない。

本日の面接の話2つ目。
テーマは「面接の合否に顔の良し悪し」が影響するかどうか。

私の答えは「No」。正確にいうと、イケメン、美女だから受かる、ブサイクだから落ちる、という単純なものではないということ。

これは私の友人2人(学歴同じ)の実体験での回答です。

1人の友人は、かなりのイケメンでした。高身長でした。体型もスマートでした。服装もおしゃれでした。清潔感もありました。明るい性格でした。スポーツサークルに所属していました。友人としてみた場合、非の打ちどころがない友人でした。
でも、新卒での就職活動は、ほぼ「全滅」でした。色々な面接本を読んでいましたが、どうしても面接が突破できないようでした。結局、1年後、公務員試験の勉強をして「筆記試験」を経て、地方公務員になりました。

もう一人の友人は、見た目は今時の言葉でいうと「チー牛」でした。話が面白い楽しい人間でしたが、話し方も独特でしたし、服装センスも独特でした。顔はもろ「チー牛」。文科系サークルに所属していましたが、学校にも殆ど来ていませんでしたし、「ガクチカ」何それ?という生き方をしていました。就職活動の本を読んでいた様子もありませんでした。ただ、いざ就職活動が始まるとマスコミを含め内定を次々にとり、早々と就職活動を終わらせていました。

顔の良し悪し”だけ”では決まりません。人事の採用担当者が見た目”だけ”で判断していると思う考えの方がおこがましくありませんかね?

ただ当たり前ですが、”影響”はします。イケメンと美女は目の保養になるし(BYしらぬいふ〇る)

面接 席の座り方は案外覚えられている。

お久しぶりです。先日、リクルートスーツを着てる学生を見かけました。そういう時期に入ったのかな?と思いつつ、ふと面接小噺というか、思い出した話をひとつ。

本日のテーマ「席の座り方について」

面接の場で椅子の座り方が悪い人は面接官の印象がよくありません。面接の場で話した内容よりも席の座り方のほうが面接官の印象に残っている場合もあります。

まず、「腕を組む人」。前にも記事を書きました。本の表紙やホームページで腕を組んでいる人がいますが、あれは実績のある人だからこそ活きるポーズです。例えば最近、サッカーの長友選手が本を出版し、腕を組んでいる表紙が採用されていますが、あれは長友選手のサッカー選手としての実績を大抵の人が知っているからこそ活きるポーズです。あれを無名の選手がやっていたら失笑者です。面接の場もそれと一緒です。求職者は大抵無名です。失笑者です。治した方がいいです。

次に「ふんぞりかえって席に座る人」。本当かよ?と思うでしょうが、実際にいるんです。学生は少ないかもしれませんが、転職面接の場合で前職でそれなりの立場だった人は癖になっているのかもしれません。今日もYouTubeを見てよく知らない自称コンサルタントがふんぞり返ってインタビューに答えていましたが、その姿勢をしている時点でどんなに価値がある話をしようとも話を聞く前に画面を消されるのがオチでしょう。どれだけ自分の過去の経歴をアピールできたとしても「ふんぞり返って話していた人」という人、という印象の方が記憶に残ります。

最後に「猫背の人」。私から見たら先の2つほどではないですのですが、これもイメージがよくありません。面接時間が長くなると綺麗な姿勢が維持できなくなっている人を見かけます。猫背は面接に限らずあまり印象良くないですよね。治した方がいいです。

以上、座り方の話でした。普段から正しい姿勢で座っていればいい話なので対処しやすいはず。ちなみに、上記の3つの座り方をしたからといって、即落選というわけではありません。面接の合否というのは、会社側の事情、応募した他の求職者との比較など、総合的な判断ですから。

さて話は飛びますが、私は転職に関しては、こうすれば面接に受かる、または落ちる、という”断定”情報を鵜呑みにしないこと、またそういう断言をする人を信用しないことが大事だと思います。自称人事、自称採用のプロ、自称〇万人の転職就職を成功に導いた転職のプロ…。まあ、新卒採用の時にゾロゾロと登場しますね。
「座る姿勢」よりも、むしろそんな断定情報を信じこむ姿勢の方が不味いと思うのです。そういう人間は口が上手い人に騙されて会社に損害を与えるのがオチですから。

働かないおじさん 最強説

「働かないおじさん」は、会社から首をきられないための最強の身の振り方である。

行動力のある人は、どこかで上席者と衝突してしまう。
意見をいう人は、どこかで上席者と衝突してしまう。
仕事熱心な人は、どこかでミスをしてしまい減点対象になる。
他人のサポートや指導に熱心な人は、どこかで恨まれる。ハラスメントといわれる。
成果をあげる人は、管理職や役員になってしまい、部下のミスの責任を取る立場になる。

一方、「働かないおじさん」は仕事をしないので誰とも衝突しないし、ミスもしない、減点材料がない、人と接しないのでハラスメントもしないし、部下の責任もとらなくてもいい。

「働かないおじさん」は、仕事をしないので仕事のストレスがなく心身ともに健康である。そのおかげで欠勤も休職もしないので懲戒材料もない。

会社が傾いてリストラする事態になった時、やる気のある優秀な人や若手が先に辞め、意見をいう人は目の敵にされ、ミスによる減点材料がある人、管理職はその結果責任でリストラの対象となる。そこで削減人数の目標に到達するので、働かないおじさんはリストラの対象にならない。
「働かないおじさん」は定年が近いので、会社都合の退職金と定年による退職金を比較して、費用の面で効果が薄く、また日本の解雇規制を考慮するとリストラ対象にされない。

以上により、「働かないおじさん」が、会社がつぶれない限り居座り続ける手段として最適な立ち位置である。

以上、嫌味で書きました。

今の朝ドラ「舞い上がれ」は職業の価値観を揺さぶるいいドラマ(2/1)、とこの時は思った。

現在、放送している朝ドラ「舞い上がれ」は、今までの朝ドラとは違い、職業に対する価値観を揺さぶるいいテーマを題材にしていると思うんです。全回見ているわけではないので、完全に理解しているというわけではないですが、これまでの朝ドラだと、主人公は憧れの職業に就くために邁進するか、立身出世するか、夫婦で仕事をしていくテーマが多かった気がします。主人公の職業にそれほどこだわっていなかったり、職を変わったりする朝ドラは今までありましたが、今回の朝ドラは就く職業そのものについての価値観にこだわっており、今のところ、私の中では”傑作”です。
以降、ネタバレあり。

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