けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

面接 席の座り方は案外覚えられている。

お久しぶりです。先日、リクルートスーツを着てる学生を見かけました。そういう時期に入ったのかな?と思いつつ、ふと面接小噺というか、思い出した話をひとつ。

本日のテーマ「席の座り方について」

面接の場で椅子の座り方が悪い人は面接官の印象がよくありません。面接の場で話した内容よりも席の座り方のほうが面接官の印象に残っている場合もあります。

まず、「腕を組む人」。前にも記事を書きました。本の表紙やホームページで腕を組んでいる人がいますが、あれは実績のある人だからこそ活きるポーズです。例えば最近、サッカーの長友選手が本を出版し、腕を組んでいる表紙が採用されていますが、あれは長友選手のサッカー選手としての実績を大抵の人が知っているからこそ活きるポーズです。あれを無名の選手がやっていたら失笑者です。面接の場もそれと一緒です。求職者は大抵無名です。失笑者です。治した方がいいです。

次に「ふんぞりかえって席に座る人」。本当かよ?と思うでしょうが、実際にいるんです。学生は少ないかもしれませんが、転職面接の場合で前職でそれなりの立場だった人は癖になっているのかもしれません。今日もYouTubeを見てよく知らない自称コンサルタントがふんぞり返ってインタビューに答えていましたが、その姿勢をしている時点でどんなに価値がある話をしようとも話を聞く前に画面を消されるのがオチでしょう。どれだけ自分の過去の経歴をアピールできたとしても「ふんぞり返って話していた人」という人、という印象の方が記憶に残ります。

最後に「猫背の人」。私から見たら先の2つほどではないですのですが、これもイメージがよくありません。面接時間が長くなると綺麗な姿勢が維持できなくなっている人を見かけます。猫背は面接に限らずあまり印象良くないですよね。治した方がいいです。

以上、座り方の話でした。普段から正しい姿勢で座っていればいい話なので対処しやすいはず。ちなみに、上記の3つの座り方をしたからといって、即落選というわけではありません。面接の合否というのは、会社側の事情、応募した他の求職者との比較など、総合的な判断ですから。

さて話は飛びますが、私は転職に関しては、こうすれば面接に受かる、または落ちる、という”断定”情報を鵜呑みにしないこと、またそういう断言をする人を信用しないことが大事だと思います。自称人事、自称採用のプロ、自称〇万人の転職就職を成功に導いた転職のプロ…。まあ、新卒採用の時にゾロゾロと登場しますね。
「座る姿勢」よりも、むしろそんな断定情報を信じこむ姿勢の方が不味いと思うのです。そういう人間は口が上手い人に騙されて会社に損害を与えるのがオチですから。