けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

引用:採用基準:人間性を軽視してはいけない

GW中にXで見つけた「いいね!」を付けた投稿

その②

「自分が失敗したと感じ、失敗を繰り返してしまうことは、採用の際に、求職者の才能を重視して、求職者の人間性を軽視してしまうこと」

上記は有名な実業家、イーロン・マスク氏のインタビューを勝手に要約しました。

経営者として求職者の人間性を軽視してしまうという失敗談でもありますが、海外の話ではなく、日本の採用の現場でも同じだと思うのです。

さて「人間性」とは?ということで定義を調べてみると、人間として生まれつき備わっている本質、と辞書では定義されているようですが、この言葉には、他者に対する振る舞い、道徳性、謙虚さ、品性、向上心など複数の意味あいを含んでいると思うのです。

才能も同じです。

イーロン・マスク氏のインタビューのなかで「talent」と「personality」は、それぞれ「頭の良い人」と「優しい心を持っている人」と通訳されています。優しい心を持っている人はとても大切だと訳されています。

アタマの良さではなく優しい心の持ち主、といっているわけではなく、優しい心の持ち主を軽視してはいけない、といっています。頭の良さを軽視するわけではありません。

また採用の基準として「人柄」重視といっているところがありますが、「人柄」と「人間性」は同じ意味ではないけれども、採用基準としてはほとんど同じ意味だと思います。

さて、あなたの会社の経営者、人事の採用はどうでしょうか?いまだにフェルミ採用で地頭を調べるとか、ガクチカとか、コミュニケーション能力重視とかいっていませんかね?