けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

自治体プレミアム商品券 メンタル編

自治体発行プレミアム商品券の話の続き、メンタル編。
購入する商品を探す際に、強い焦りを感じ、何度も「もうこれでいいや」とお金をドブに捨てるような心理になった。義務感、割引率の放棄どころではない心理に陥ってしまった。
また、店から店へ渡り歩く際に、車の運転もかなり危ないものだった。事故を起こしていたら、お金どころの騒ぎではない。
何度も自分に「焦るな」と言い聞かせたし、周りにもいわれたが、焦りは収まらなかった。また、3連休の合間の3日の仕事中も、気になって仕方がなかった。
もはや、パニック状態である。

なぜ、こんな風になってしまったか?
今、全金額を使い、心理的に落ち着いたため、改めて回顧してみる。

一つは当初目当てとしていた商品を購入する必要なくなってしまったこと。そして、次に想定した商品が色々な理由で見送る結果になってしまったこと。まさに想定外の出来事に苛立ちを感じた。
そして、3連休中1日も台風で実際の店舗に行けないという現実を目のあたりにして、期限までに使い切れないかもしれないという不安に襲われてしまったこと。
そして、予定までに購入できなかったことで、期限というのを強く意識し、本来楽しいはずの買い物が、仕事のノルマのような状態になってしまった。
また、スマホでの、パスワード等を入力した後に、QRコードから読み取って支払いということから、新しいことへの不慣れさが、苛立ち、焦り、不安を呼んだ。
(正直、ペイペイとかでも同じような仕組みなのだが、ペイペイも最初は緊張した。
特にQRコード払いが初めての時よくわからずに、会計で列ができた記憶が蘇った。)

想定外のことが連発した結果、
思い通りにできないことに「苛立ち」、
先が予想できないことから「不安」になり、
締切がどんどん近くなってきて「焦る」。


この、苛立ち、不安、焦りは、仕事中でもよく発生する。
そして、それは自身の仕事のパフォーマンスの低下、ミスの増加の原因ともなる。

では、このような焦りと不安にはどうすればよいか?
予定通りにいかないこと、先が読めないことを理解し、焦って解決しようとしてもうまくいかないことも理解すること。
そして、締切に対して心理的余裕をもつこと、極端に言えば、締切を落としたとしても、そういうときもある、と腹を括ることのできる胆力。
これらが必要なのかな?と思う。

商品券ぐらいでなんて大げさな(笑)とお思いでしょう。
本当に焦りがとまらなくなったんですよ。3日間、家から出られなかったことで。
それまでは、笑い話のつもりだったのに。
シャッターを閉めた暗い部屋で何日も何もしないと、マイナスの感情がどんどん大きくなっていくことを知りました。