以前、転職関係で、興味を引いた本を買ったのですが、それが一応読み終わりました。
うーん、★1つか、2つ。
よって、具体的なタイトルは出さないことにします。タイトル、書き出し、そして一部の記載は良かったと思います。
ですが、後半が全くダメ。
具体的には、後半に解決策が提示されるのですが、その解決策に賛同できる、できない以前に、解決策自体が読んでも、理解できない。
そして、この本の一番の問題は、人材紹介事業に関する記載のところ。
転職の問題点を洗い出すときは、転職サイトや転職エージェントの問題点に切り込まないといけませんが、「転職エージェントは有能で、転職自体は実現させられるけれども、転職者の方に問題があるよ」とも読み取れる表現があります。
どうも、著者は過去に人材紹介関連の仕事についていたようです。そして恩義もあるようです。遠慮があるのかしれませんし、著者の評価はそうなのかもしれませんが、この時点で、問題の把握が十分とはいえない、と個人的には思います。
別に、転職サイトやエージェントを完全な悪にする必要はありませんが、問題があるのも事実。そこに遠慮が見える時点で、就職転職の書物としてはどうですかね?転職エージェント側としての立ち位置で、話を進めたほうがよかったのではないでしょうか?
また、いわゆる「市場価値」についても問題提起しています。その問題提起自体は評価できるものですが、対案は?です。
本日のオチ
もやっとするので某動画サイトでこの本が紹介されているのを見て、ようやく理解しました。うーむ、タイトルを変えたほうがよかったのでは?