けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

会社、組織からの情けを期待しない。健康を害すぐらいならクビで結構。

「メンタル疾患」で、一番最初に働いていた会社の休職期間が満了しそうになった頃です。
当時の責任者である取締役から、
「休職満了になったら退職になってしまうけれども、もし回復したのならば、グループ会社のどこかで中途採用してあげる」というお話を伺いました。
当時、一度退職した人が出戻りを許され、
採用されていた事例(グループ会社ではありますが)があり、
闘病中の自分にとっては、かすかな望みとなりました。
そして、退職、約10年、病から回復した私に対し、
転職サイトを通じて、応募しませんか、というメールがグループ会社から送られてたのです。
この時を待っていました。
以前のお話もあるし、相手からのお誘いもあるし、
とりあえず面接でもさせてもらえればと思い、応募しました。

その結果は、

書類選考で落ちました。

応募のお誘いがあったのにも関わらずです。
その後も同様でグループ会社2社に書類選考で落ちました。
上記の出戻りの事例と違い、自ら退職したわけではないし、
それなりの実績を積んでいた自負もあります。
そして、なにより、会社の無茶ぶりにも答えた結果の
長時間労働の末の発病なので、会社側にも情けがあるはず。

なのに、落ちました。お決りの定例文章で返信がありました。

以前も書きましたが、病の際の医師の言葉を思い出しました。
「入院しているのに見舞いにも来ない会社」だと。
私は「それだけの存在だと」
医師が正しかったです。
自分が間抜けでした、お人よしでした、バカでした。

でもこうも思うんです。
本当にこの会社のために死ななくて良かった。

今も、ふと働きすぎになりそうな時がありますが、
この時の屈辱を思い出し、健康第一の対応を心掛け、
健康を害す可能性がありそうな場合は、働きすぎないよう心掛けています。
それが、会社からの評価を下げる結果となったとしても。

会社、組織に期待をしない。
健康を害すぐらいなら、クビになったほうがましです。