けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

転職は何月にするのがよい?

転職は何月にするのがよいか?というテーマは、色々なところで見かける話題です。
実際、転職者にとって都合がよいのと、受け入れ側の会社の事情で異なるのではないでしょうか?月ごとに見てみます。

〇入社できた場合、いい月
4月 新入社員と同時で、手続きも制度化されている。合わせられれば、おすすめ。
7月、1月 賞与の支給対象開始月で、次の賞与が通常通り出るかも。おすすめ。

〇実際
4月 新卒優先であり、転職組にとって、この月は3月で契約満了となった”非正規”の後釜の求人のほうが多い。また、4月採用にあわせて、中途採用をしていた場合は、じっくり転職者を見極める時間を確保している可能性があり、採用のハードルは意外と高い。
7月 賞与が7月支給ならば、退職者が少ない=転職の求人は少ない。
1月 12月の賞与支給後に退職する人も多いため、意外と1月の人員が把握しずらく、また、年末年始は休みか、忙しいかどちらかなので、あえて1月採用するところは意外と少ないのではないか?(1月の中旬から求人募集するのではないか?)

〇別視点
5月 意外と穴場。
理由は、4月採用に設定したハードルが高くて、入社枠が埋まらず、急遽補充をしている場合、切りのいい3月で退職を願い出て、4月に人手が不足する場合、4月の異動で夫が転勤したため、妻が夫についていくため急遽退職するという場合があるため。
一方、4月に入社し、即退職した後釜の可能性もあり、超ブラックというリスクもある。
11月 12月の賞与前、年が変わる前に求人をだすというのは、慢性人手不足か、賞与を待たずに退職している可能性がある。リスクも高いが、救世主のように歓迎される可能性もある。

結論をいえば、何月に入社というより、会社側が必要としている月に入社するのが一番だと思う。あまり〇月入社、というのを気にしない方がいい。
ただ、10月から12月は求人が少ないと思う。求人は年末年始がかき入れ時の事業ぐらいではないか?

補足
何にせよ、同じ月に入社して退社するのは、健康保険の同月得喪の関係から、避けたほうがいい。