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「年収の壁・支援強化パッケージ」とキャリアアップ助成金の新コースの分科会について

今日10月12日に「労働政策審議会 (雇用環境・均等分科会)」が開催され、ホームページで公開された年収の壁の対応策である「キャリアアップ助成金」の新コースの話がでたようですね。これをうけて数日中に、省令が改正されて、新コースのガイドブックとか詳細な内容が発表されるのでは?とりあえず、この資料を週末に読んで、記事にしようかと思っています。ただ、「社会保険適用促進手当」って最大2年間の措置なんですよね?それに例えば東京だったら最低賃金が令和5年10月1日より時給(換算)1,113円になっています。これって、雇用保険に加入する週20時間働くとしたら、1,113円×20時間×52週=1,157,520円で、年106万円の壁を突破している形になる(週23時間で130万円以上)ので、利用率はそれほどないかもしれません。

さて、

いつも助成金については「分科会」で審議されているので、10月11日の「労働政策審議会 (職業安定分科会)」で、「キャリアアップ助成金」の話がでると予想されていて、実際そこで審議されたのが「産業雇用安定助成金」の「雇用維持コース」の廃止だったので肩透かしをくらった方がいるようですが、「キャリアアップ助成金」は「職業安定」でなくて、「雇用環境・均等」ですよ~。厚生労働省の担当わけを知らないので理由は知りませんが。