けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

ニュースやワイドショーを見ずに、コメディを見よう。それが心をポジティブにさせる。

とある動画の話。最悪の結果ばかり考えてしまう人に向けてのアドバイスをされていた。

投稿者の考察では、そういう人の1日の行動を見ていたところ、家で「ニュース」と「ワイドショー」ばかりテレビで見ていたとのこと。今やテレビは「ニュース」や「ワイドショー」を何時間も毎日放送していて、人が死んだ話、殺人事件や戦争ばかり流していると。つい最近までは「コロナ」で何人死んだ、何人感染した、大変だとかばかり1日中放送していて、要するにネガティブなことばかり放送しているとのこと。そして、ドラマやアニメでもさえも「殺人事件の推理」をしている、と。誰がが死なないと放送できないのか、と言わんばかりに「死」に関する情報を垂れ流していると。

「死」というのは脳への刺激が強いため視聴率を稼げるだろうが、「死」に関することばかり見ていると、世の中をネガティブにとらえるようになってしまうと。テレビで起こっていることが自分の身にも起こるのではないかと不安に襲われ、良くない結果に備えて心がネガティブになっていると。

だから、もうネガティブな情報ばかり流す「ニュース」や「ワイドショー」をテレビで見るのはやめようと、勧めていた。テレビでニュースやワイドショーを見る必要はなく、その代わりにポジティブな番組を見ようと、勿論、インターネットも同様である。

それを見て、はっと気づいた。確かにここ最近思考がネガティブになっているのは、悪い結果を想定して心が沈んでいるのは、コロナが流行り始めて、戦争が始まって、お笑い番組がワイドショーをお笑いタレントが評論家さながりにコメントする番組にとってかわり、テレビがその結果、一日中、死や誰かの批判ばかりするという、ネガティブなことばかり流しているからではないかと。風化させてはならない、誰かが苦しんでいる事実を知っておかなかければならないと半ば義務的に1日中ネガティブなニュースを流しているからではないかと。そしてそれを1日中、目と耳で受けてしまっている。

テレビだけではない。インターネットでも、他人をけなしたり、罵りあいをしたりする、ネガティブな動画やニュースサイトであふれている。そういうのに汚染されているからではないかと。そうして心を一日中ネガティブにしているのだ。

悪口ばかり言っている人とは距離を置く、というのは人間関係の鉄則だが、テレビやインターネットも同様なのだろう。自分もそれに汚染され、悪口ばかり、悪いことばかり予想するになってしまう。

そういえば、メンタル疾患から快復しているころは、コメディばかり見ていた。漫画もギャク漫画ばかり。アニメもよく見ていた。いい大人がギャグ漫画やアニメを見ていてはいかん、と思ったが、それは現実逃避でも、幼稚だとしても、精神的には良かったのだ。

というわけで、テレビやインターネットでニュース、ワイドショーなど見ないで、コメディの漫画、アニメ、テレビ番組を見よう。尚、誰かを嘲笑してる番組はコメディではない。ポジティブな話は心をポジティブにさせてくれる。前向きにさせてくれる。毎日を明るく生きるためには、別に現実に立ち向かう勇気をもらう必要もない。生産性なんてなくてもよい。知識人ぶってニュースを見ても1年後にはその内容なんて大抵の人は忘れている。ポジティブなものがよいのだ。