タイトルのとおりの私見です。通常の記事とは違うので、興味ない方はバック推奨。
ちょうど今日、ニュースサイトで某芸能人の熱愛の記事を見た。正直、お顔もあまり存じ上げない存在なので、正直フーンとしか思えなかったのだが、一緒に報じられていたSNSでの発言を見て微妙な気持ちになった。
なんで、序文で謝罪するんだろう、そしてその後に役者やアーティストの仕事を頑張るという表現をするのだろう、と。
要するに、自分役者・アーティストなんで、プライベートはお前らに関係ないから、そこんとこ( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ。ということなんだろうと。ち、うるせーな、反省してまーす、とおなじようなもん。
正直、赤の他人の仕事にどうこういう気はさらさらないのだが、わざわざこんなこと2段階で書かなくてもよいだろうと思う。なんか暗にファンは勝手に自分を恋愛対象としてに妄想してんじゃねーぞ、と挑発している表現をチョイスされたと思うのだが、そう思うのは私だけだろうか。芸能誌の報道なんぞ無視しておけばいいのではないかと思うのだが。
では自分がなぜ微妙な気持ちというかいやな気持ちになったんだが、その理由はおそらく２つあって、１つはなんかファンというか一般人というか客というかそういう人たちを馬鹿にした、よく漫才師が別の職業の人を「素人」と呼ぶような、上から目線を感じたからだと思う。そしてもう１つはお騒がしたと、謝罪したこと。これは恋愛に限らず、記者会見での謝罪の頭に使う言葉だが、お騒がせしたことを謝られても…というのが正直なところだ。なんか勝手に法的に何ら問題ないことで責めてきたので、法的になんら問題ないのだが、責められた以上、今後の仕事のためとりあえず謝っとく、というような表現のチョイスだと思う。つまり、謝罪とみせかけての挑発。あえてこの表現をされたら、知らない人間が聞いてもいい気がしないのだから、ファンの方はもっと嫌な思いをしているかもしれない。
アーティストは、その楽曲が評価されるもんだし、もっといえば法律を犯した人でも売れている人は売れてる。プライベートはあんまり関係ない。役者は…うん。誰がどういう基準で選んだのか理解に苦しむ配役もあるので、知らん。演技派俳優とかいう表現があること自体が、もうねえ。
そして”一般人”の対応について。こういう報道に対して、文句をいうのも、これからも応援してます、などいうのもなんか違うと思う。私的なことを報道された後、勝手に一般人が文句を言っているような形にされること自体が気に食わないし、これにコメントするのもまたそれにのせられてしまう方になりおかしい。ということで無反応が一番だと思う。まあ、芸能ニュースというかエンタメ扱いのニュースは、読者が気にした時点で芸能誌としてはしてやったりというところなのだから、無反応が一番困るのだろう。
結論としてはどう反応しても読者にとって利点のないニュースを見せられたことが一番気に食わない。本当に、芸能ニュースとか、著名人の裏の顔暴露とか他人の不愉快にし、石を投げるよう誘導させる目的のインターネットのニュースは、規制してほしいぐらいだと思う。昔みたいに、芸能週刊誌とかワイドショーで、興味がある方が見ればいいと思う。ニュースサイトのトピックスに表示させんな。うっとおしい。
ただ面白いというか、タイミング的にぴったしだな、というか「押しの子」というアイドルと俳優（＋推理＋今はやりの転〇もの）をテーマにした漫画がちょうど、スキャンダル編に突入したところだ。この漫画、見放題の時に一気に読んだという、読み手を引き込む面白い漫画。リアリティ番組のネットの炎上とか、いくらフィクションとはいえ今そのテーマに踏み込んで大丈夫なのかというテーマに踏み込むので、どういう展開にしていくのか、私としてはそちらの方が興味深い。（まあ、芸能界の本当のところは実際に芸能界にいたことがない人間にはわからないのだが。）
スキャンダルが起こると、ファンの反応は、本心はともかく、おめでとうとか信じていますという物わかりのいい人になるか、文字通りの狂気とかすか、すかした対応をするか、色々でてくるのだろうと思うが、それを読み物としてどう表現するのか興味深いので、楽しみにしています作者様。
そして話は変わるが、一番芸能ニュースで精神的にこたえたなあ、と思ったのが、自分が無職の立場で転職活動をしていた時期。病気の一番重たい時は、ニュースとか気にする余裕すらなかったので、自分が境遇的に”そこそこ”良くないときとか、”停滞””低迷”しているときに他人が幸せをゲットした話、成功した話をきくこと自体がキツイのだろう。つまり、芸能ニュースの中身云々より、自分が今幸せかどうか、そっちのほうが影響するのかもしれない。
あと、ガチでその芸能人に恋をしていた人は…恋しちゃったんだ、そりゃ、仕方ないでしょ～♪
