巧遅は拙速に如かず

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

SNSに対する悪口ばかりだと、アクセス数が減る。

さてここ最近このブログのアクセス件数が殆どない。

ただこの結果は、納得がいくものだし、わかりやすい結果がでたなあと私は思っている。

というのも最近の記事の中身はSNS等を発端とした文句ばかりである。私としては、なぜこんなにもSNSやネットメディアに心が揺さぶられるのかというのがわからずモヤモヤしていたのであって、自分としては納得して、その理由をアウトプットしたわけではあるが、読み手からしたら興味がある内容の記事ではない。

それにその内容は悪口の記事であって、それは私が忌み嫌うSNS等の悪口と同じことをしているだけなだから。

それに悪口を書く行為というのは、とても簡単に書けてしまうである。何も調べる必要もなく自分の心の内を吐き出すだけで、たった数分で簡単に骨格が書けてしまう。後はせいぜい、誤字脱字や文章の整理をするぐらいだ。

本、ネットの記事、ユーチュブの動画で、自分がどんなもの見ているか思い出せばすぐわかる。単に誰かの悪口をいっているものなど見る気もしない。見つけ次第ブロック、削除している。友人の愚痴を聞くわけではない。赤の他人の悪口を見聞きすることには何の価値もないからである。

悪口だけでなく、単なる日々思ったことを書いた本が売れるのは有名人だけで、しかもそういう本はすぐに古本屋で手に入る。保存する価値のない、それだけの価値、ということだ。その証拠に私が良くバカにする某実業家やその仲間達の本は古本屋にずらりと100円で売られているし、kindleだったらすぐに読み放題の扱いになっている。他人を否定するだけ、またはちょっと聞きかじった知識レベルの内容はペラペラの中身で単なる思い付き。どれだけ優れたライターを使って読みやすい本にして、手に取りたくなるタイトルにしても、家に保存する価値はないわけだ。

そんな有名人や能力の高いライターで書いた本でそうなのであるから、一素人の悪口など読まれるわけがないのだ。

それでは読む価値のある記事、保存する価値のある本というのはどんなものかというと、やはり著者が長年調べてきて、その知識をベースにした結果をだしたものであったり、他の人の人生の参考になりうる珍しい経験をされた方の本ぐらいである。

具体例をあげよう。筋トレの動画を見ても、その紹介する投稿者の肉体は鍛えられたものでなければそのトレーニングの説得力がない。ヒョロやデブが紹介しても説得力0である。

服のトレンド紹介を見ても、やはりプロがやっているものを見る。サムネでプロと紹介しているだけでプロとしてのラインはわかりかねるところではあるが、やはり投稿者の服装を見たうえでオシャレでないと説得力がない。以前、他人の服装をバカにしていた投稿者がいたが、自分の腹がでていてカッコ悪く、説得力がなかった。

ウマ娘のゲームの攻略も見ているが、別にウマ娘に限らず、ゲーム攻略は多くの投稿者が競うなかで、より早く、より詳細に紹介している。自分で色々検証しており、時間をかなりかけている。そして説明も上手い。

要するに人に自分の書いてあるものを読んでもらおうと思うのならば、単なる感想ではなく、中身がないといけない。それなりに時間を費やしているものでないといけない。他人に読ませる、聞かせるだけの文章力、説明能力、発声能力、構成能力を磨かないといけない。

私の嫌いな迷惑系ユーチューバーでも日々ネタ探しに時間を費やしているであろう。

まあ私はユーチューバーではないし、それで収益を稼ごうとは思っていないのでそこまで時間をかけられないし、時間をかけるのは自分の仕事に繋がる、自分の金銭に繋がることをするときであるから、こう愚痴をいうことで閲覧数を稼げなくても、当たり前であるし、逆にそこだけ閲覧数が伸びても身バレに繋がるので困る。

さて、ここで話を少し変える。X(旧Twitter)についてである。

Xに関しては、閲覧数を稼ぐ、フォロワー数の多い、インフルエンサーという人がいるが、インフルエンサーというのは素早い投稿が必要なようで、その結果、正確な情報の把握や十分な知識がなおざりにされているところがある。その結果、人の話を聞かずに物事を決めつけ、さらには人を傷つけ、さらには間違っても謝らないという、人として軽蔑されるような人間になってしまいがちなツールになってしまったと思う。勿論、ウェットのある投稿や深い洞察力や知識、経験をもとにした発言や、瞬発力があり、一言でズバリ本質を言い当てる発言をする人も多くいるから、見ていて飽きない面もあるのでXというツールを一概に悪いとは思っていない。そういうツールだと思って、付き合い方を覚えたほうがいい。

そういえば、Twitterがなぜ炎上するのかという本を一冊読んでいるところである。(その本が書かれた頃はTwitterという名前であったのでTwitterと呼ぶ)その中に、Twitter利用者の中には、公的な団体が投稿をするアプリということで、人として他人に対する礼儀作法や文章表現、それなりのレベルの道徳を身に着けたうえでの発言が求められる場であるべきという認識と、自己の欲望に忠実な、他人を冒涜するような酒の席での発言、2ちゃんねるに代表される匿名でネットスラング満載のアンダーグラウンドな世界から移動してきた人が行う仲間内の会話が混在した場となったことで、お互い相手の主張をいれることができず炎上しやすいという話があった。そして、タイムラインやDMで、仲間内での会話に他人が土足で踏み込んでくるという認識と、Twitterで議論(ディベート)をする場であるという認識が混ざったところでもあるわけだそうだ。だから炎上する。自分のテリトリーを犯す加害者という認識となる。

話が反れたが、最後にまとめ。

SNSに対して私が怒る理由が大体わかったし、ヤフーニュースは堀〇貴文誌とひ〇ゆき氏のXでの投稿に関するニュース(なのか?)を除外するだけでスッキリしたので一旦終了したい。まあ腹が立ったら投稿するかもしれないが、Xで本人に怒りのまま投稿してしまう衝動を抑えてブログで書いた方が後々「カッとなってやった」と事態にならないと思っている。