けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

不安の発生の原因を知る ①

自分が不安に思っていることは、約9割起らないというのは、実際の検証結果からはじき出されているらしく、いくつかの本にも不安の対処の前提として載っています。
ですが、不安が発生するのは、事前に想定していないことが起こった際に、不安になったりするものです。それに対し、9割起らないから、と思っても、自分の感情は収まりません。想定外の事態に制御不能になっているのだから、理屈でどうにかなるものではなりません。

なので、理屈ではなく、実践で対処するのが一番かと。つまり幽霊の正体見たり枯れ尾花、のいうとおり、枯れ尾花かどうか確認するか、幽霊らしきものから逃げるかのどちらかになるのかと。

で、あえて理性的にいうのならば、なにが一番想定外なことに自分が驚くのか把握しておくのも一つかと。

ちなみに、私は”音”です。”音”にどうしても感情を揺さぶられる。”耳栓”は用意していますが、完全には防ぎきれませんね。

”音”といえば、「メンタル疾患」で療養する際、自分の住んでいたマンションは、車の音とか、学校が近くにあり、そのアナウンスが結構聞こえたので、田舎である実家に引っ越しました。車も殆ど通らないし、人もいない。しかし、都会にはない音で、安らげませんでした。

セミ、カエル、草刈り機、耕運機…。

どうも、音に敏感な私は、なかなか音から逃れられないのかもしれません。ですが、どうも自分の中で音の中にも対して影響しない音と、そうでない音があることに気付きました。探っていくと、どうも”音”を出している”発生源”と”タイミング”が影響しているようです。

例えば、車の音。大通りの道を走っている車の音は気になりません。

しかし、寝ている時、寝ようとしている時、または、自分の家の近くでウロウロしている車の音は気になってしまいます。要は、その音で、自分のしたい行為の邪魔をしていくるかどうか、身の危険を感じるかどうかで違うようです。人の声も同様です。

動物的なものでしょうか。寝ていた犬猫も音で急に眼が覚めて臨戦態勢のようになりますし、同じようなものだと思います。ですので、ここは原因を探り、危険性のあるものかどうか確認するようにします。危険性はないが、不愉快な場合は、耳栓かノイズキャンセリングのイヤホンをして対応しています。