今更気付いたのだが、はてなブログのタイトルをAIが自動で作ってくれる機能がついたようだ。そこで、先週ぐらいに書いた記事のタイトルを試しにAIで作ってもらったものに置き換えてもらった。
感想を一言でいう
「大袈裟な(笑)」
そんな大したことは書いていない。中身もただの日記と言うか、自分の感情かいいたいことを書きだしただけである。そんな大げさな代物では決してない。
しかしそれとは別に気がついたことがある。
1つは「これ、どっかのネット記事のタイトルとかこんなようなタイトルになってね?」。
大袈裟で大層な中身が書いてありそうなタイトル。読み手を惹きつけそうなタイトル。こういうタイトルにすれば閲覧数が伸びるかもしれないと思った。AIは自動学習。こういうタイトルにすれば閲覧数が増えることを学習しているのかもしれない。末恐ろしい。その道の専門家や作家、ジャーナリストが取材や調査に基づいた書いた記事というのはなくなり、あるテーマをもとに文章の殆どがAIが作成し、後は素人の編集者が手直しするだけ、ということになる日がくるのはないのだろう。
もう一つは「こういう考えもあるのか~」という驚きである。
大袈裟というのはそれを裏返すと、自分がタイトルで遠慮しているともいえる。匿名の素人ブログ、プロが金銭の対価を得て、専門性と内容に責任をもって書いているものとは違う。そのまま引用されては、そのまま学習されては困る。責任はとれない。だから「私見」とかタイトルで書いてあったりする。
別に閲覧数を稼いでも金銭の対価を得るわけでもない。自分が理解するために文章にしているし、SNSではなくブログという媒体で書けば、わざと嘘を書いたり、一時の感情に任せて特定の人を誹謗したりしないし、自分の文章が変かどうかをチェックする気にもなので、文章力もアップするだろうと思っている。と、色々いい訳を書いてもいるが、単に恥ずかしいとか、間違っていたらどうしようという保身もあるのも事実。AIはどうやら恥ずかしさや保身は考慮しないようだ。だからこそ、タイトルに面白みがあった。
折角だから、しばらくこのブログのタイトルはAIに任せてみる。閲覧数とか変わるのか興味深い。
ちなみにこのブログの閲覧数は、助成金に関する記事か、転職に関する記事の閲覧数が中心で、自分で”余談”扱いしている、日記のようなものの閲覧数は少ない。検索システムによるのかどうかは知らないが、読み手も単なる日記よりも実生活や社会生活で役に立つ情報を読みたいということだろう。自分も他人の日記とかはそう読まないし、そういうのはブログではなく、インスタなどに取って代わられたのだろう、と推測している。