巧遅は拙速に如かず

仕事、自己啓発、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

悪夢の原因は行動不足?

私の仕事は始業時間、終業時間がシフト制のようになっている。コロナ禍の通勤ラッシュを避けるための措置だとか、以前流行った「サマータイム制」の名残だとか聞いていたが、なにゃかんやで今も続いている。私が最初に働いていた会社は「フレックスタイム制」だった。つまり、開始時刻・終了時刻も自由に決められる。制度は違えども、開始時刻が遅い時があるという点は結果的に似たようなものになっている。

そんな始業時間だが、遅い時は朝8時近くまで寝ている時がある。そういうときに朝方嫌な夢で目が覚める時が多々あった。やらなければいけない仕事が片付いていないことの焦りと、将来への不安のどちらかで夢が覚めていた。

私はどうやら仕事が片付いていないと性格的に気が済まないらしい。昔は残業してきりのいいところでその日の仕事を終えたりしていたのだが、世に言う働き方改革のためか残業は基本的に禁止である。残業禁止は素晴らしいことなのだが、たまに仕事のきりがとても悪い時に終業時刻になったりする。これがどうも心に残ったままで休めてないようである。起きている間は何か他のことをして意識をそこから離すことで対処しているのだが、寝ている間はコントロールできないため、夢ででてきやがるのである。スッキリしない。私の性格ではフレックスタイム制がいいのだが、フレックスタイム制は仕事内容にかなり依存する(例えば店で開始時間に店員がまだ出勤していないではお客が困る)ので、仕方がない。

そして、将来の不安でも目が覚める。将来の不安、といったら誰でもあると思うが、家族が誰もいなくなって一人ぼっちになっている状態になっている夢を見る。なんだかんだいっても一人というのは寂しいということが自分の頭でよくわかっているということだ。

という2つの問題があったので、あれやこれや本を読んだりして意識を変えようとした。仕事の切り替え方や、人間だれしも孤独、とかそういう本を読んだりした。趣味を作ったり他事をしたりして考えないようにもした。でも夢の中、頭の中では解決しないもののようだ。

そんな時である。

私は未来に向けてある行動を起こしている。上記の夢の問題ではなく、別の理由で行動を起こし始めた。(その具体的内容はまたの機会に)

するとどうだろう。朝その悪夢で起きる回数がかなり減った。

悪夢は仕事のきりの悪いところでの心残りでもない、将来の不安のせいというわけではなかったのだ。

つまり、悪夢は今の現状を変えるための行動を起こしていない自分に対しての不安と焦りが原因だったのだ。そういえば、昔のフレックスタイム制の時はこんな悪夢は見ていた記憶がほとんどなかったと思い出した。あの時は色々行動していたからだったのだ。

結局2回前の記事を書いたのは、順番が前後してしまったが、この夢の話でもあったのだ。

悪夢を見るなら、行動を起こせ。

追記 今回の記事のタイトルもAIだが…。このタイトルはちょっと違うのではないかなあ?