けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

専門職や独立を考えていない限り転職は辞めておいた方がいい。ただし

転職は基本的に下記以外の人は辞めたほうがいい。

  • 専門職であり、転職が頻繁に起こる業界にいる人
  • 将来独立を考えている人
  • かなえたい夢ができて、その夢の実現には転職が必須の人
  • 今より高い給料が必要な人
  • 就職活動に失敗して不本意な会社に入社してしまった人
  • ブラック企業に入社してしまった人

上記以外の人は、転職することは避けたほうが生活は安定すると思う。特に有名大学を出て、有名な一流企業に入社し、安定した待遇を受けている人は転職はよくよく考えたほうがいい。

これまでの経験上、色々な中途採用の人をみてきた私の結論である。

  • まず、給料は下がる。
  • まず、賞与、退職金が下がる。下手をすればなくなる。
  • まず、福利厚生は悪くなる。

転職先として求人広告をだしている会社は多くが人手不足。特に離職率が高い企業が多い。その場合、給料か人間関係かノルマの関係で何らかの問題を抱えている。

専門性の高い人を求めている会社は野球のFAと同じ。より高い成果を期待されるため、今でも成果を上げていて、かつ、入社後はこれまで以上のプレッシャーを受けるか、長時間労働を余儀なくされる。

ただし、

「健康第一」「無事之名馬」。これは人間でも変わりはない心身を壊す仕事からはとっとと逃げるべき。元気があれば一時的に遠回りになっても再起は十分可能である。元気に見えるうちに退職するのは、逃げたと他人のそしりを受けるし悔しいだろうが、他人に責められないであろう目に見える形で故障するまで待っていては手遅れになる可能性が高い。私は限界まで我慢してしまった。判断を誤った。

心や体を壊したになって退職転職するのが一番大変である。壊した後の退職そして転職は、上記よりさらに厳しい職業生活が待ち構えている。私は欠勤や早退することもないほど復帰でき「専門職」として採用されるケースがあったからまだましだった。それでも再発しないか自問自答し、会社からも問われる。10年以上たった今でも苦しんでいる。

以上、まだやれそうで、有馬記念にでたら同じ年の冬の3冠がとれそうなのに引退したイクイノックスを見て記事にした次第である。