けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

転職活動 覚書(4年前のコロナ禍前のもの)

確定申告のためパソコンのファイル整理をしていたら約4年前の転職活動において気づいたこと、今後気をつけたいことを記録したものが見つかった。今後のためにも役立ちそうなので、個人情報や企業情報に繋がることを除いて、記事にしてみる。

  • 採用されるかどうかは、相手の希望する人物像にマッチするかどうか。
  • 職種に関する経験は、応募できる条件を満たすだけに過ぎない。
  • 企業が求めているピンポイントの仕事の経験があるかどうか。”何でもできます”というアピールは、中途採用ではあまり求められていない。
  • 資格があるからといって、採用に至るわけではない。また資格で絞ると求人数が減る。ただし、前職同様資格のおかげで結局内定を得ているわけであるから、狙う職種に必要な資格をもっていることはマイナスにはならない。
  • 事務職へ応募しても書類通過率はほぼ0%。不採用理由は「ポジションが合わない」が最も多いそうだ。求職者は女性、若手が多く、また職種自体、業務委託や多職種との兼業、パートでの採用が多いから、あえて中年男性を事務職の正社員で採用しない。中年で事務職ならば管理職。
  • 経理」など「事務職」より職務を限定すると書類通過率はあがるが、プラスアルファがないと採用までには至らない。例えば、英語、〇〇業経験者、与信管理など。内定を得たのは自分の変わった職務経験に注目されたところ。あまり他の人がしたことのない珍しい業務の経験があることはライバルとの差別化になり転職に役立つ。
  • 中小企業から知名度のある大企業への転職はかなり難しい。
  • 田舎の求人はインターネット求人は皆無に近い。転職エージェントもいないがネット求人よりはごくまれにある。ハローワークが一番求人数が多い。尚、未公開求人の募集がまれにあるが、要件が高くハードルはかなり高い。
  • 転職に関する本や動画の情報はあまりあてにならない。理由はその本や動画の対象が全世代か東京中心だから。中高年齢、田舎、病歴アリは別途対応。
  • 職歴や話し方から仕事ができそうと感じるが、あえて採用したいと思う自己PRが弱いいうのが紹介者の客観的な分析だそうだ。自己PRとは、自分は〇〇がしたい、そのために〇〇という経験をこれまで積んできた。これは御社にもこれだけのメリットを与えられるという、シンプルな3段階構成のアピール。
  • 外国との取引、外国人労働者対応で英語での仕事経験が国際企業というイメージでなくても求められるケースが多い
  • 周りの評価や知名度重視で企業をえり好みしても採用されない。自分の気持ちが大事。
  • 事務系の正社員は求人倍率が0.3人以下。但し、転勤アリや遠隔地になると応募者が減り可能性が高まる。転居を視野に入れると採用の可能性は高まる。
  • 面接時に大企業に居た時のことをよく聞かれる。求人先も職歴は直近よりも知名度のある企業での経験重視。
  • 無職の期間は心理的に想像以上に苦しい。
  • 難易度の高そうな表現の仕事に応募した時は採用率が高い。他の人が避けるため。実際の難易度は本人の適性にもよるのだから一概にいえない。後、誰でもできそうな仕事は今時は派遣や最低賃金かつ社会保険負担なしのパートアルバイト求人になる。
  • 就職活動が上手くいかないときに他人の幸せな話を聞いても落ち込むだけなので避ける。