けーせらーせらー

仕事、転職に関するエトセトラ

メンタル疾患経験者の転職活動⑥ メンタル疾患への質問への対処 

転職の面接の際、自分がメンタル疾患経験者であることが分かった場合、
必ずと言っていいほど、メンタル疾患についての質問があります。
今回は、実際に自分が質問と、それに対する回答集。

Q「メンタル疾患になった理由はなんですか」

Aー1「メンタル疾患になった理由は不明です。」

理由が具体的に明確にわかれば苦労しません。
多分原因はあれだったのではないかと色々予想ができるでしょう。
でも検査で明確な数値がでるものではないため、
現実に即したら、こういう答えになるはずです。
…原因がもしわかるなら、誰もひどくなる前に対処します。


Aー2「長時間労働、ハラスメント、過大なノルマ、人間関係にやられました。」

おそらくこれが事実でしょうが、
これだと「他責傾向」がある人物だと判断されるようです。
長時間労働パワハラが未来永劫発生しない会社は100%ないでしょう。
(発生しないように努力はしているでしょうが、絶対はない、という意味です。)
よって、よほどのことがない限り、
転職先でもメンタル疾患になるリスクはあると予想される回答になってしまいます。

例外は、前職が違法行為で検挙されているか、有名なブラック企業の場合。
なんでも、「あそこなら仕方ないね~」ということで次にいくらしい。(本当?)

Aー3「自己管理できなかったからです。今後は大丈夫です。」

転職エージェントや採用担当が好む「自責思考」です。
本当に自分だけのせいと思っているならば、その人物には再発リスクがあります。
自分のせいにする責任感の強さも発生原因のひとつと考えられるからです。
今後は大丈夫というのも、絶対はありません。嘘です。

なので、実際そう答えても受けがよくありません。本当?と思っているのでしょう。

結論 
どう答えても、積みます。
この質問をされた時点で、減点です。
他で挽回するしかありません。

Qー2「メンタル疾患は完治ですか?弊社に入社した後、再発することはありませんか。」

Aー1「メンタル疾患に完治はないので、一生のお付き合いです。再発するかどうかはわかりません。」

メンタル疾患に完治はないです。
99%回復したとはいえるかもしれませんが、100%完治はありません。
また、再発率は50%ぐらいあるそうです。
よって、採用された後、再発し、休職、退職する可能性があります。
つまり、採用責任者はそのリスクを知りながら採用するというリスクがあります。

Aー2「完治しました。そして、再発することはありません。」

嘘です。再発率は50%です。
再発した場合、面接の時嘘をついたというリスクを背負うことになります。
面接官は、”完治””再発なし”と言うのを望んでいるのでしょうか?

結論 本当か、嘘か。どちらでも、リスクがあります。

Qー3「A社(メンタル疾患になった会社)の業務内容や実績を教えてください」

A「」

A社の業務でメンタル疾患になったんです。
A社での実績がどれだけ良くても、無理をした結果です。
A社と同じことをしたら再発します。

そもそも、メンタル疾患になった時の仕事の取組みを見直したことで、
そして、別の自分になることでメンタル疾患から回復したわけですから、
A社の実績などほとんど無意味です。
しかも、悪口でも言おうものなら、他責思考(笑)。
メンタル疾患から回復した後の会社や
メンタル疾患になる前にいた会社の経験のほうが有益でしょう。

 

結局なにがいいたいかというと、
メンタル疾患になった過去を捨てて、新しい自分になったことで回復したはず。
過去でなく、今、そして未来のために生きているのです。
ですが、面接では、その捨て去った「過去」についての質問が集中します。
なので、メンタル疾患の質問はいい答えがないんです。

ちなみに、
私は過去の転職時に合格した会社の殆どは、
メンタル疾患について質問がありましたが、
そこから掘った質問は質問はしてきませんでした。
(多少は仕方ないでしょう)
今募集している職務を遂行する能力があるかどうかが
重要という考えでしょうか。
あと、離職率が高いため、
過去のことを気にしていない会社もあります(笑)

面接官が、メンタル疾患に質問を集中させてきた時点で、
再発、休職、退職リスクを気にしているのです。
リスクは捨てたいはずです。
なので、質問が集中された時点で、
次の会社の面接に気持ちを切り替える方が
心理的にいいかもしれません。

おまけ

上記の質問の前に、「答えたくなければ答えなくて結構ですが」と
前置きしてくる会社が結構ありますが、
「では答えません」と回答した場合、どうなるのでしょうか?