前回、他責思考を(笑)と表現しましたが、その続き。
他責思考というのは、「前の会社が悪かったため…」という発言のこと。自分でなく人が悪いという考えの持ち主。でも、前の会社の何かが悪かったので転職するのだから、正直な答えでしょう。しかし、前の会社の悪口をいうのは面接NGの鉄板。
そりゃ、前の会社の悪口聞かされても困るし、初対面で悪口を言う人間は、入社しても「教えてもらえってない」「〇〇が悪い」と言い訳をして責任逃れをし、自発的な行動を取らない可能性が高いと推測されるからでしょう。
面接の場としては、
前の会社が悪かったのは暗黙の了解として、悪口を言わずに退職理由を説明できるか、というテストなのかもしれません。退職理由から、志望動機につなげられれば、パーフェクトッ!
でもですね。
私も面接官をした経験があります。
そして、「退職理由」について質問したことがありません。
退職理由で一番知りたいのは、不正行為を理由とした懲戒解雇など問題行動を起こして退職したかどうかですが、面接で言うはずがないからです。
だから、「弊社で何ができるか」「弊社で何をやりたいか」聞いてました。ここから話をしていけば、回答で他責思考かどうか推測できるでしょう?
退職理由を聞いて、わかった顔して「他責思考はね~」とご高説をたれている採用担当…。やっぱ(笑)としか表現できない。
「ごめん、そのままだと落とすけど、どうする?」とHP上の演出ではなく、本当に言っちゃうタイプ?