けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

今の仕事で、再発予防のために実践していること

今の仕事は、新型コロナウイルス感染症で初の緊急事態宣言が発出されたなか新型コロナウイルス対応のための人員を急遽確保することになったため採用された会社ですが、通常業務用の人員もコロナ対応に異動したこともあり、通常業務にも支障がでている状態です。

運悪く(?)新型コロナウイルスが広まり始めた頃、無職で転職活動をしていため、コロナ感染症で休業しても賃金を国が助けてくれるという雇用調整助成金の対象にもなれなかったこともあり、なんとかして見つけた会社です。

上記の結果、仕事の遅れに対するお客さんのクレーム対応をする機会が増えました。というより、遅れている段階でお客さんに確認することになるため、怒りモードの相手との対話がデフォルトになってしまっています。

また、仕事の遅れを挽回することがなかなかできず、仕事への”焦り””怒り”を強く感じるようになっております。

こういうことになっているのは、休業が続いている会社以外は、どこの会社もそうだと思います。しかし、これが2年も続くとは思わなかった。

ここまでは、前段でここからが本編です。

そんななか、自分が、お客さん相手に対応する日の朝、起きる直前、睡眠中に妙な不安を感じて朝早く目が覚めるようになりました。クレームを浴びた時の恐怖が残っているせいかと思いましたが、クレームを受けた日やその翌日は、それほどは感じないようです。

これについて、適切な言葉を探した結果、最近読んでいる本の言葉を引用すると

「罪悪感」が関係しているそうです。

この「罪悪感」は”他人に嫌われたくない、悪いことをしていると思われたくない”という自分の意識で、言い換えると「相手の要望に応えられないことに対する相手の反応」に対して、相手が反応する前の段階で、これまでのケースから、相手の反応の”最悪のケース”を”事前に予測”して、色々心の準備をしているため、不安になっているのです。

この状態は、メンタル疾患には非常にまずいと危惧しています。すぐに退職して逃げることも検討しましたが、新型コロナ対応はどこの会社も厳しく、他の会社に逃げても同じ状態ににある可能性が高いと予想しています。

そこで、今の会社で、この”罪悪感””予期不安”への対応を模索中しています。

具体的には、”罪悪感”がうかんで来て、それを避けようとしたことに気付いた時は、逆の言動、つまり、相手に嫌われる、怒られるであろう言動を、”あえて”、とってみようとしています。(勿論、職務放棄や、法を犯すような行動ではありません)

その結果、本当に最悪のケースが起こった場合どうなるか、試してみようと思っています。この方が、心理的負担はむしろ少ないのではないかと思っています。

 

端的に換言すると、腹を括る、ということだよ。