けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

転職理由「理念に共感しました」は本当にアリか。

Twitterの投稿より
中途採用の面接時の頻出質問である転職理由。実際に採用された回答をご紹介!
それは、「御社の理念に共感したから」です!」

…ない、ない。

「理念」を作成した人が面接官でない限り、なんとかポニーという会社でない限り
面接官がニーニーぐらいの頭お花畑でない限り、

ない。

NGワードではないと思うけれども、それで採用されるということは、誰でも採用する会社ぐらいでは?

しっかし、…転職に関するSNSの無料アドバイスは、投資の儲け話と同レベルのものが転がっていますね。

8/27追記 上記で挙げたなんとかポニーという会社は、テレビドラマのスタートアップ企業の名前ですが、そのドラマの中盤で、中途採用することになりその際の採用基準の最優先項目としてCEO役の人が「理念に賛同する人」を掲げていて、吹き出しそうになりました。もともと「〇〇を実現する」目的のために作った会社だからね。”理念”というより、トップがその会社を立ち上げた理由ですからね。だから、理念に賛同した云々というより、〇〇の実現に賛同する人であることは大事ですね…。
そもそも、”理念”て言葉自体が定義があやふやなんです。社会的責任を果たす、という最もなことだけをいうのも”理念”に入ったりします。例えば、今この世には存在しない何かをビジネスとして実現したいというのであれば、私もその組織の一員になりたいというのもありかとも思いますが、もともとの商売が続いているけども、ただ利益の最大化というのはなんともな~、ということで、後付けで標語のように作った”理念”に共感されてもな~という感じです。