けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

異動先の噂話は話半分。

1週間前の記事にも書いたのですが、4月1日付で異動しました。内示が出た後にそれが一部の人が知ることになり、異動先の評判を聞く機会がありました。

そこで聞いた異動先の評判というのがとにかく悪かったんです。特に人間関係の評判が良くない。人間関係がかなり悪いとか、指導係になるであろう人が難しい人だとか、あそこに行くぐらいなら辞めるとか、あそこに行くのを拒否した人が多かったのであなたに話が転がってきたんだ可哀そうに、とか、前の職場にいたほうがよかっただろうに可哀そうに、とか。あとは建物の老朽化により職場環境が悪いとかもありました。3月はこの噂を聞いて不安になっていました。

そして、異動から2週間がたちました。以下現時点の私の感想です。

人間関係に関しては、聞いていた評判ほど悪くはなかったです。まだ仕事も完全にこなせてない段階なのでなんともいえませんが、総じてどこの職場でもあう人、あわない人がいるもので、全員が仲良しなんて99%ありません。むしろ私の場合は、前の職場で口もきかないような軽蔑する人間が2人もいましたので、そいつらから離れることができた分ましになったと思っています。おそらく時間がたつにつれ合わない人が必ずでてくるでしょうが、これはどこにいっても同じことです。一人で仕事をする以外人間関係を避ける方法はありません。そこのボスとあわない場合はつらいでしょうが、これは時間がたたないことにはわかりません。ちなみに指導係の人間性もすぐにわかるものではありません。

人間関係の評判は、話した人の主観的であるし、人間関係はメンバー構成が変更することで変わる場合があるので殆どあてにならないのです。あとたった1人の加入と脱退でひとつのチームの人間関係は大きく変わります。他責思考の人間がはいるかいないかで大きく変わります。後は、その職場の上司と中心人物の存在。これが一番組織にとって大きい。上司と中心人物の人間性で職場の空気はかなり左右されます。そのトップが同じく4月1日付で変わったこともあり、トップも部下も様子見状態です。
そう、人間関係などは異動のある組織では固定的、永続的なものではないのです。

ただし、職場の建物の老朽化は事実でした。職場環境上これはキツかった。こういう客観的事実は噂話でも確かです。

あと、他の人になぜ異動を引き受けたのか、と複数の人にも言われました。ですが、人事異動を相当な理由なく、ましてや噂話で拒否するなんてありえないでしょう。ましてや人事異動の理由が、昨年までのメンバーが力不足だったことによる異動と聞いていましたが、それは絶対に言えないですし。

私個人としては、過去記事の通り、前の職場の仕事内容に嫌気がさしていて転職も考えていたので、異動話は転職をせずに仕事内容が変更できる機会と思って、快くお受けしました。まあそんなことは絶対言わないですけどね。そういう話は噂話としてすぐ広がっていくので。

最後にインターネットで見た名言をオチとして載せておきます。

部下「上司は栗山監督みたいな理解のある優しい人がいいいなあ」
同僚「上司は大谷翔平みたいな部下が来てくれたらいいなあと思っているよ」

自分のことをさしおいて、他人には、自分にとって都合の良い人であることを求めてもしょうがないという話です。