けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

メンタル疾患経験者の転職活動② 転職エージェントにメンタル疾患のことを話すと…

私はメンタル疾患が原因で最初の会社を退職後、3度、転職活動をしました。
尚、最初の会社以外、メンタル疾患が原因で退職はしておりません。

2、3回目の転職の際は、
複数の転職エージェントの方とお会いして
企業を紹介してもらいました。その結果は…
全滅です。1社も採用されたことはありません。

ちなみに、メンタル疾患は”寛解”しています。
また、メンタル疾患が理由で仕事に穴をあけたことは
この10年一度もありません。
しかし、
全滅です。1社も内定をもらったことがありません。

それはなぜか?
私の場合、1社目をメンタル疾患で退職したあと、3年半のブランクがあります。
このブランクについてほぼ100%その理由について質問があります。
質問された以上、何かしら答えなければいけません。
メンタル疾患のことをあえて話す必要はないと考えていますが、
質問されて嘘をいってしまうのは、避けるべきだと考えています。
なぜなら、転職後にバレた時にトラブルになるからです。
特に、紹介手数料という金銭が動く転職エージェント経由で
嘘をつくのは避けたほうがいいでしょう。

そして、メンタル疾患のことを明らかにすると、
必ずと言っていいほど、下記の質問があります。

「今後、再発して仕事を休むことはありませんか?」
「時期によっては、休日労働長時間労働が発生する場合がありますが、
問題はありませんか?」
この質問に対して私は
「絶対再発しません、問題ありません。」
と言い切ることができません。
メンタル疾患の再発率は約50%といわれています。
未来永劫、絶対再発しないというほうが嘘です。
それが、原因でないかと思っています。

転職エージェントというのは、転職が成功すると、
紹介手数料が転職先から転職エージェントに支払われる以上
転職後すぐに病気で退職した場合、
その紹介手数料をめぐってトラブルになりかねません。
また、転職エージェントの信用問題に発展する可能性もあります。
なので、転職エージェントは、紹介することに躊躇しますし、
求人者も紹介手数料を考えれば採用を躊躇します。
それは致し方ない、のではないでしょうか。

というわけで、今のところ、
転職エージェント経由で採用されたケースがない私ですが、
さほど困っていません。
それはなぜか?
そう、転職系ユーチューバーに酷評されているハローワーク
そのハローワークの紹介で転職が決まっているからなんです。

さて、どうしてハローワーク経由だと転職が決まるのでしょうか?
次回に続きます。