けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

怒ってはいけないかもしれないが、舐められてはいけない

心理学者、精神学者宗教学者が著者の本の中に「怒ってはいけない」という話があります。大抵はそうだと思います。暴力沙汰になって「カッとなってやった。今は反省している」で済む話ではありません。アンガーマネジメントのいわゆる7秒ルールや、その場から離れることで解消できるような怒りだとしたら怒るべきではないでしょう。また、いわゆる「べき」論での怒りも避けたほうがいいでしょう。道端であった通りすがりの人との争いも極力避けるべきでしょう。

ただ、自分は例外があると思います。それは
「自分の生命安全財産を脅かす相手、
自分の言動や権利を不当に制限する相手」です。
これらの相手に舐められてはいけない。これらの相手には毅然とした態度をとり、必要ならば怒らないといけないと思っています。

舐めた態度をとられ、自分の権利を侵害された時でさえ怒らない場合どうなるでしょう。
自分の財産や権利が浸食されます。不幸にされます。安全も脅かされます。不適切な取引に応じさせられる場合があります。その結果、被害を受けるのは自分です。

このような相手に舐めた態度をとられ続けていては自分を守れません。
こいつは舐めてはだめだな、と思わせないといけない戦いもあると思います。
相手をみて態度を変える人間はこの世に沢山います。若い方や優しい方でベテランと同じことをしているはずなのに、自分だけ態度が違う年配者とかいませんか?それらは、たいていあなたを舐めているんです。
また、自分を守るために暴力という手段を使わないためにも、前もって怒るという手段を用いることも必要だと思います。