けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

SNSやワイドショーはうんこの掃きだめ、と思えば精神的にも良いのでは。

誰かがいった。「2ちゃんねるは公衆便所の落書き」。蓋し名言だと思う。

誰かがいった。「スマホやユーチュブは暇つぶしの道具」蓋し名言だと思う。

これはXもインスタグラムももファイスブックも含めSNSもそうだ。ヤフーニュースのコメント欄も、Xの切り抜きのニュースもそうだ。あんなのは掃きだめだ。

なにもうんこの掃きだめが悪いことではない。そもそも、うんこをすること自体悪いことではない。うんこしないと自分の中の新陳代謝が機能しない。不要なものは吐き出さないといけない。うんこだって中身の大半は水分だからそんなに悪いものではない。うんこは農作物の肥料にもなる。うんこを見ればその人の健康状態も確認できる。

うんこをすることは、うんこをする人にとって重要なことなのだ。

そして、SNSでも、本人としてはその人の体内から吐き出したいものの受け皿としては有効な装置なのだ。

勿論、趣味に関する情報取得や交流の場として役立つところでもある。だから繁栄しているし、SNS自体が悪いとはいっていない。

いけないのが、他人がうんこをしているところに長時間居座ることだ。他人のうんこをかぎ続けることだ。さっさと、自分のうんこをするという目的を果たしたら立ち去ることが重要なのだ。

要するに、自分の目的のために投稿したら、閲覧したら、長居せずにとっとと立ち去ることだ。暇つぶし、時間つぶし、気分転換と割り切れるならいいが、そこに依存してはダメだ。ましてや必要のないところを覗いて(他人のうんこを覗いて)、他人のうんこにケチをつけたり(あなたのうんこ、良くない形や色をしていますよ、臭いですねと言っているようなもの)、匂いで精神的にダメージを受ける必要はないと思うのだ。

ピンとこない人は、大谷選手のグローブ寄付に関するニュースにXとかで文句を言っている有名人を見たら、そしてその有名人のXの投稿を記事にしているニュースを見るとわかると思う。他人である投稿者がどう思って投稿したかなんて抑々わからないし、閲覧数稼ぎかもしれないし、大谷選手を神のように何でも褒めたたえるべきとも思っていないし、投稿すること自体悪いことではない。

けれども、そんな投稿、そして、そんな投稿をそのままペーストしたニュース記事に遭遇するとわかってもらえるのではないだろうか。

「こんな難癖つける卑屈な投稿を読む時間があったら、こんなコメントに対して反応したり理解しようとする時間があったら、他のことに時間を使った方がいいな」と。