けーせらーせらー

仕事、メンタル、労働法、転職、書評に関するエトセトラ

来年に当たって(2023.12.31)

今日は大晦日。今年を振り返る。

まず最初に昨年の記事を張り付けてそれ今年を振り返ってみる。

kesera22.hatenablog.com

契約満了により、転職活動ブログになるかもしれない、と書いていたようだ。すまん、嘘ついた。令和5年2月に契約満了ではなく他部署への異動を打診された、つまり雇用契約自体は継続されたからだ。それに異動願いを出していたので、その願いが届いたともいえる。だから令和5年春になる前の段階で転職の話が変わってしまった。

配属先とか契約更新の可能性など本人にはわからないものだいう証明を、ブログでしてしまった格好。これ、人事に関する仕事をするとわかってもらえると思うけれども、人員配置で必要な人員を適材適所で配置するのは理想であるが現実はかなり難しい。業績や必要な業務や業務量は日々変わっていくし、人の退職は想定できない。経営者からの鶴の一声というのもある。補充とか昇格とか定年とか定員とか不足とか色々組合わせていくと、最終的に労働者個人からみるとなんでやねん、というツッコミがでてくるものなのだよ。ちなみに人が欲しいと要求すると、この人いらないと前部署で言われた人がもれなく異動してきます。

では異動した結果どうかというと…やはり、合う人合わない人は絶対でてくるし、どこにいっても不満というのはでてくるものだと痛感した。やはり、人間関係を理由とした転職というのはあまりいい手段ではないなと身をもって実感した。(パワハラ・セクハラを除く)

ただ令和5年は1年を通して当日病欠で欠勤したことが1日もなかった。去年まではコロナ禍で用心して休んだ場合もあるが、本当に今年は朝起きて出勤できないほど調子が悪い日がなかったともいえる。

健康第一を仕事においての最優先事項としている私にとって欠勤しなくてすむということは健康でいられた証拠であり目的を果たした異動だったといえる。その理由を掴むことは今後の参考になる。逆にここ数年間休んだことの比較として。来年以降に振り返ることができるよう今思いつくことを以下羅列してみる。

  • 異動により通勤時間が短縮、起床時間が30分遅くなり睡眠時間も増えた。
  • 乳酸菌飲料を毎日飲んだ。
  • 異動した先のオフィスが暖かかった。異動前の職場は寒く股引がかかせなかった。
  • 人員が多いため、困ったことやクレーマーへの対処で相談できる相手が増えた。
  • 体重増加に対応するため、毎日運動をしていた。
  • 去年まではいつクビになるか周りで常に話題になるほど雇用が不安定だった。

といっても3月末までの1年契約の社員なので、今年もクビにならないとは限らないのだが、今年はクビになったとしても既にこの会社に3年以上いるので失業保険の手当の支給日数も長くなる。転職先を考える時間は十分あるので去年よりは余裕がある。尚、失業したらその時は「転職ブログ」となります。

それでは良いお年を。

以下は余談ですので改行します。

さて異動を打診された理由だが、その時のメンバーでは業務を遂行するにあたって「物足りない」と上席者が考えているからといわれた。人数が足りないなら、人数が足りない、というはず。「物足りない」とは一体何?と人事に尋ねたところ、「専門知識」「業務分析が弱い」と答えられた。では具体的にはメンバーの誰が?、とは聞かなかった。これは聞いても人事は本人や本人の上司以外には答えないだろう。

というわけで異動した4月から9か月他のメンバーを観察してみることにした。経験に基づく知識はある。勉強もしている。だが、あーでもない、こうでもないと”推測”していて物事が進まない感じがある。私から見るとよくわからないところで躓いて前に進まない。「真実はいつもひとつ」というのは名探偵の小学生のセリフだが、仕事においてはすべての情報や証拠がそろうわけでもない。また未来のことはわからない。つまり犯人を推理する仕事でないから真実は一つではない。ではどうするか?必要な情報を根拠に決断しないといけないがその根拠が弱い。きちんとした専門知識や日頃からの情報収集という根っこをもってないからだろう。降りかかってきた火の粉を払うことに時間をかけすぎていて、知識が体系的に構築されていない。新しいことに対応できない。そして失敗しないことを優先している。結果不真面目ではないが、仕事が遅いうえに上席者の期待するような答えを用意できていない。といったところか。

と、評論家ぶって他人の仕事を観察したが、では自分はどうなのかと言われると自信はない。自分より専門知識をもっている人は山ほどいる。今の仕事の経験はまだ9か月である。私はある程度時間が経ったら「自分で決める」か「お伺いを立てる」か決断するが、その決断を上司がどう見ているかわからないからだ。他のメンバーより劣っていると見られているかもしれないが、人の顔色見てウジウジして時間をかけて仕事するの嫌いなんだよね。

身バレしないよう仕事内容を書いてないので読んでいる人にはさっぱりな文章を書いてしまった。

結論。人事評価は自分が思っている自分の評価とは違うもの。他人の考えは変えられないし、自分なんかと卑屈になっても落ち込むだけ時間の無駄だし、己惚れると足元をすくわれるから、他人の評価は他人がするもの、と自分が正しいと思うことを行くのが優先と思う。